感動と笑いの花火療法

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逗子海岸花火大会の日記を書くのは、これで4度目。10万人もの観衆の中、たった1人で見る花火でなく、今年も素敵な仲間たちと感動を分かち合えたことを幸せに思っている。

昨日は東京からのお客様をお迎えして、逗子ロータリークラブの納涼会にメイクアップ。場所は逗子海岸のイタリアンレストラン・カンティーナで、134号線を挟み、目の前に花火の打ち上げ船が2隻見える特等席だ。

乾杯が終わると気もそぞろ。ブッフェ料理を取りに行く間もなく、外からは開始を告げるアナウンスが聞こえてくる。バルコニーに駆け寄って、頭上に降ってきそうなほど大きい花火を仰ぐと、圧倒されすぎて「きれい!」「すごーい!」の月並みな言葉しか出てこない。次はもっと大きく!ヒュルヒュルと火の玉が上がり、弾けて大輪の花が夜空に散るまでの数十秒は、皆の祈りが結集したドラマのようである。

逗子海岸花火大会1
逗子海岸花火大会2

お待ちかねグランドフィナーレの10分間は、誰が言ったか「海が火事になったみたい」。
音楽とシンクロして水中花火、菊物、ハート、土星、ロケット、流星・・、まるで花火倉庫が爆発したかのように、あらゆる花火が一斉に打ち上げられる。

逗子海岸花火大会3

拍手喝采で20時に終了して宴会場に戻ると、感動を分かち合う酒盛りがスタート。コロワイドから戴いたという山崎の年代物ウイスキーや、日本酒の洗心や、花火の種類と同じほどに各種お酒が勢揃いしている。酔って笑って、さらに酔って大笑いして、日付が変わる時刻まで、学生のように肩を寄せ合い喋り続けた。これだけ騒げば、今年の夏の元は取れただろう。

なぜか二日酔いは残らず、すっきりと目覚めた朝6時。ズーンとお腹に響いた大玉のエネルギーは、快活パワーとなって身体の中に残っている。これはネガティブを一掃する「花火療法」かもしれない。日本ならではの癒し効果を再認識した夏の風物詩だった。

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