赤ちゃん返りで、ふみふみ行動

また風邪をひいた。喉が痛いと思ったら熱が上がり、鼻がグズグズして咳が出る。月曜日に東京のホテルに一泊した際、乾燥した空気にやられたらしい。

しかし風邪よりもっと困ったことが・・。夜を挟んでの留守番が心細かったのか、与六が赤ちゃん返りした。玄関先でお腹ゴロリンのお出迎えの後、ひっきりなしにニャ、ニャと鳴きながら私の後を付いて回る。

目の前にいるのにニャ、ニャ。トイレに入れば、ドアをガリガリ、ニャ、ニャ。仕事道具のパソコンに嫉妬して、シャーッ、ニャ、ニャ。ルームウェアに着替えようとすると、また外出するのかと警戒して、足にスリスリ攻撃だ。どこにいても24時間監視体制で、まん丸い目がジーッと見張っている。

極めつけは、ふみふみ行動。ソファーでニュースに見入っている私の横に滑りこんで、両手を交互にグーパーしながら服を押す。テレビなんかつまんないよ。ボクのことだけ見てちょうだい。人間の幼児と一緒で、愛情の独り占めアピールだ。

ちなみに猫のふみふみは、子猫が母猫のお乳を前足で押しながら飲むときの仕草とか。母猫のぬくもりを、飼い主に感じてくれるんだろう。

さあ今夜は風邪を治すために、さっさと寝ますか。ベッドカバーを外したとたん、与六が布団に飛び乗ってきた。赤ちゃん返りは私の番ね。熱いおでこに、ひんやりした肉球ピタン！を是非ともお願いしまーす。