ベランダに出してあるシンビジウムに水をやろうとして、異変に気付いた。根元にモコモコしたものが刺さっている。よく見ると逆立ちした野鳥の死骸。どうしてこんな場所に頭から突っ込んだのか、逃げ出すことは出来なかったのか、もっと早く気付けば助けられたのにと悔やんだ。
固くなった死骸を床におろして合掌した。何て綺麗な小鳥なんだろう。黄緑色の頭に、目の周りは白い縁取り。春の訪れを告げる野鳥のメジロだ。体の大きさやクチバシの色から判断すると成鳥らしい。ヒナが巣から飛び立ち損なったのではなさそうだ。
地震が関係して、方向感覚が狂ったのだろうか。しかもこのシンビジウムは、一昨年の誕生日に岩満羅門先生から贈って頂いたもの。大きな地震が起こりそうな胸騒ぎはまだ治まらないので、どんな自然の出来事にも敏感になってしまう。
外では生暖かい風がいちだんと強くなった。昼前には東西に延びる筋雲が何本も現れていた。宏観現象を挙げていけばキリがないけれど、どれも思い過ごしだと思いたい。
地震が起きる数日前に大きく針が振れるHAARPのグラフ。今日までの2週間分を表示してみたが、後半の振り切れるほどの動きにまだ反応が出ていない。地球のどこにいようと危険な状態。今はただ我が子を守るように、人を自然を地球を愛することしか救われる道はないだろう。
コメント
はじめまして、「まるいち」と申します。ランキングから来ました。
ちょっと質問なんですけど、「HAARP」のグラフのスパイク状の大きな振れは、HAARPが稼動して、どこかに照射されたという意味にとって良いのですか?知識がないものですみません。
まるいち様
それはHAARPを電離層研究施設と見るか、それとも電離層に照射する地震兵器であるか、管理する米軍のみが答えを知っていると思います。ネット検索すれば、いろいろな説が出てくるでしょう。
かわいそうですね。
地震が起きた当日の夜は電気、水と通らず、車庫の中で昔の石油ストーブを炊きながら一夜を通しました。
買いだめしてたカップめん、1日賞味期限が切れたハンバーガー、ミネラルウオーターと、切り餅と食べて(ガスだけは使えたので)過ごしました。
突然の天変地異で日本は奈落の底。
けれども、空だけは満点の星でした。
いつもなら星空はストレスを緩和させてくれるものなのに、「何で空だけはキレイなの?」と思いました。
けれども、日本の殆どが電気がないから星が一層輝いてたんでしょうね。
やはり、自然を大事にしないといけませんよね。
この地震が無駄にならない為にも本当に大事な事を人々に気付いて欲しいものです。
言うまでもなく、みんな気付いて来てますよね?
普通に暮らせる有難味、食べられる喜び、家族や友人、恋人の大切さ。
marie様
昨夜は月が綺麗でした。飛んで行きたくなるほどでしたよ。
災害対策のため、マンションの防災委員会のミーティングに参加したのですが、家に一人でいるよりはずっと安心できました。地震のことも忘れたぐらいです(笑)
心を暖めるのは暖房器具ではなく、人の笑顔だと知りました。