先週末に気仙沼大島へ炊き出しに行った模様を、6月8日からブログにアップしたところ、リンクしているツイッターでたくさんのフォローがありました。それまではポツポツと300弱のフォローだったのが、6月13日午後16:15現在で、一気に792フォロー。どこで見つけて下さったのか吉いくぞうさんからもフォローを頂き、何と500人近くのフォロワーが増えたことになります。
東日本大震災から3か月が経ち、国民の被災地への関心は薄れてきたと聞くにつけ、過ぎゆく時間の無情を感じておりましたが、これだけ多くの方々が今なお心を向けていらっしゃるのだと知り、熱い想いがこみ上げてきます。心より感謝を申し上げるとともに、なるべく間を置かないようにリフォローしていこうと思っています。
前回の炊き出しで牡鹿半島へ行った時、海に浮いている屋根を幾つも見ました。歌詞のシチュエーションは異なるのですが、自分の書いた童謡『赤いやねの家』がオーバーラップして、家を失った方々、故郷が変貌してしまった方々、思い出を流されてしまった方々、被災者の皆さんの悲しみが押し寄せてきて涙が止まりませんでした。
これまでの人生でいろんなことがあって、家族も親戚も愛する人も失くしてしまった私には、喪失という出来事がトラウマになっています。被災者の方々とは比べようもないちっぽけな喪失ですが、牡鹿半島、気仙沼大島での炊き出しを通してのあたたかい触れ合いで、人生は捨てたもんじゃないという前向きの力を逆に頂きました。
次は『赤いやねの家』を超える作品を、ぜひとも書こうと思っております。明るい歌です。作曲家の上柴はじめさん、またお力を貸して下さいね。みんなで元気になりましょう。
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