人生が楽しくなる色を着よう

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12月に入って鎌倉・逗子の紅葉が始まった。マンションの部屋を出ると石造りのアーチの向こうに、褐色や黄色に色づいた山が洋風の借景みたいに収まっている。

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斜行エレベーターのある管理棟まで歩く道はずいぶんとスッキリした。夏には緑の陰を作ってくれたポプラの木が、どれも寒そうな裸ん坊になっているからだ。

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下のは半月前に撮った写真。カサコソと風に転がされていた落ち葉も今は無くなって、冬の訪れの早さには驚くばかりである。

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エレベーターを降りてバス停まで行こうとしたけれど、一本遅らせることにして後戻り。クリーニング屋のガラスに映った自分の服装がなんだか貧相に見えたからだ。樹木たちは一年の締めくくりに赤や黄色の派手な色に染まるのに、私ときたら黒いダウンコートに黒いタイツ、黒い靴。まるでお葬式みたいな格好をしている。

人間の一生は幼児期が春だとすれば、青春の夏、熟する秋、老年期の冬へと進んでいく。春になれば芽を出す植物のように毎年リフレッシュすることはなく、細胞は死んで老齢化が進んでいくのみである。しかし肌の色艶が衰えたからと言って、なぜ着るものまで周りに合わせて地味な色を選ばなきゃいけないんだろう。欧米のシニアたちみたいに明るい溌剌とした色をどうして着ないんだろう。

家に着替えに帰って選んだのは、ラルフローレンの真っ赤なピーコート。遠くからでも目立っていることを意識すると、背筋がシャンと伸びてくる。「私が着たいから着ているの」と開き直った自信が湧いてきた。

駅のホームもファッションショップも、不況が伝染していくかのように暗い色ばかりの今年。心まで沈んじゃうような色は箪笥の奥にしまって、生きていることが楽しくなる色をみんな着てほしいと思うのである。

コメント

  1. 的は逗子の素浪人 より:

    僕は春らしい「シャーベットメロン」と思うボタンダウンとフリースを着てます。
    もう自分を欺く事を止めました。
    なぜか最近、幸福感を感じています。

  2. yuris22 より:

    的は逗子の素浪人様

    心が優しくなる色ですね。オフィシャルな場は仕方ないとしても、カジュアルな服は何色を着ても構わないのです。人にどう見られるかではく、自分が癒される色を着たいですね。

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