医療・介護・高齢者 老人ホームの夕焼け小焼け 3日遅れで父の誕生日を祝いに行ってきた。たまプラーザ駅は晴れた日曜日とあって、ベビーカーを押した若い家族連れが目立つ。昨年に妻を亡くした父を見舞うシングルの一人娘にとっては、ちょっと辛い環境だ。 若緑の葉が芽吹いた桜並木を歩き、老人ホ... 2015.04.13 医療・介護・高齢者
医療・介護・高齢者 高齢者の生き甲斐と看取りについて 携帯が鳴って、着信表示が父の入居している老人ホームのときはドキッとする。身体障害者1級で要介護度5の父は嚥下障害があり、食べ物が気管に入ると肺炎を起こすからだ。 先月末も高熱が出て入院になるかと心配したが、軽い腎盂腎炎だったので大事に... 2012.09.12 医療・介護・高齢者
医療・介護・高齢者 高齢者夫婦の絆と死と ケーキ屋で綺麗にデコレーションされたプリンやゼリーを見つけると、父の見舞いに行かなくてはと思う。誤嚥防止のためペースト食しか許されていない父に、老人ホームの味気ないおやつよりは、見た目豪華なスイーツで喜ばせたいと思うからだ。 小さなケ... 2011.03.06 医療・介護・高齢者
医療・介護・高齢者 老人ホームと昭和天皇 今年も残すところあと一日。車を飛ばして、老人ホームの父に会いに行った。惚けに伴ってますます我儘になり、要介護度5の車椅子。部屋に1人置いておくと呼び出しブザーばかり鳴らすので、昼間はスタッフカウンターの傍が指定席だ。 デイコーナーに移... 2010.12.31 医療・介護・高齢者
医療・介護・高齢者 医療は何を許してくれるのか 花吹雪が舞う高速道路を走り、父のいる介護施設まで行ってきた。パーキングに車を停めて、着信音が鳴ったメールを確かめる。それは友人からの訃報で、8年間の入院生活を送ったお祖母様が亡くなり、霊柩車で教会へ向かっているという内容だった。 お悔やみ... 2010.04.10 医療・介護・高齢者
医療・介護・高齢者 介護する側とされる側 今日は仕事帰りに、老人ホームにいる父を見舞った。しつこくリクエストされるお土産として、ネギトロ巻を持って行くことが心苦しくてたまらない。常に健康状態に気を配ってくれるスタッフの皆さんに対し、家族のわがままが申し訳ないからだ。嚥下能力が弱った... 2009.09.09 医療・介護・高齢者