シェキナベィ~♪

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昨夜はホテルオークラのハイランダーで、師匠と待ち合わせ。軽くビールをひっかけたあと、足を向けたのは久しぶりの赤坂だ。
エル・カミーノという小さなライブハウスに、元タイガースのメンバーだった加橋かつみ氏のLIVEを聴きに行った。

加橋氏は2月2日のブログに載せたように、目黒のドゥーという喫茶店でよくお目にかかる。
常連たちにとって心優しい兄貴であり、元気がない後輩には「ちょっとお茶飲みに行かない?」(いま喫茶店にいるんだけどね・・)と声をかけるユニークな人柄だ。

9時半からスタートの第2部。加橋氏に師匠を引き合わせるために、ちょっと早めに到着した。
2人は飯倉キャンティが全盛期だった頃からの知り合いだそうだが、再会は20年ぶり?
当時のキャンティ仲間、かまやつひろし氏の噂話などしていると、総勢10名ほどのオバサマ、もといお嬢さま軍団がぞろぞろと入ってきた。推定年齢は50代かな、加橋氏の熱~いファンクラブだ。

開演ぎりぎりには昔懐かしいゴールデンカップスのマモル・マヌーとエディ藩が飛び込んでくる。
「2人とも、あとで何かやってよ。」
客席と普通に会話をしながら、1曲目はスパイダースのナンバーから。「廃墟の鳩」「モナリザの微笑み」といったタイガースの曲も挟みつつ、当時流行ったGS(グループサウンズ)の曲を次々に歌っていく。

加橋

異変が起こったのは、カーナビーツの「好きさ好きさ好きさ」が始まったとき。
お嬢様軍団がやおら立ち上がり身体を揺らし、振り付きで一緒に歌うのだ。「好きさ好きさ好きさ、お前のすべて~♪」と、悩ましいポーズで腕を出す。

そこからは絶好調で、ビートルズの「TWIST AND SHOUT」では「シェキナベィ~♪」(shake it up baby)の大合唱、
タイガースの「シーサイドバウンド」では右に左にみんなでバウンド。
師匠と共に充分楽しませてもらったバックステージであった。

アンコールの後は、ゴールデンカップス2人にバトンタッチしたプライベートライブ。
そのあと加橋氏御用達の店で打ち上げということだったが、明日もあるので深夜12時を回る前には店を出た。

その晩の夢は、エンドレスに響く「シェキナベィ~♪」。朝になっても当分頭から離れそうにない。

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