家族で囲む食卓

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我が家の食卓は森林を見下ろす窓に向いている。
朝昼は鳥のさえずりを聞きながら、夜でもカーテンを開けて空を見ながら食事をする。
灯りは白熱灯の間接照明。壁に当たって返ってくる優しい灯りは、テーブルに並んだ料理を美味しく見せる。

服部栄養専門学校の校長、服部幸應氏から「食育基本法」のお話を伺った。

ちなみに食育とは「知育」「体育」「徳育」にプラスした人格形成の基本。
安全・安心・健康的な食を選び、幼い頃から食に関する躾を行い、グローバルな視点で食事情を考えるという3本柱で構成されている。

私が特に興味を持ったのは、食に関する躾。
子供の躾は3歳~8歳までの間、家族で囲む食卓で生まれるのだという。
箸をきちんと持っているかはもちろん、顔色を見て心の悩みを聞きだしたり、言葉使いを直したり、お父さんの仕事を聞かせたりしながら、情緒面の形成を行う。親を尊敬しない今の子供たちは、8歳までの躾が出来ていないのだ。

最も良くないのは孤食。
1人で食べるだけでなく、お父さんはカレー、お母さんはピザ、子供はハンバーガーなんていうバラバラのメニューも孤食に入る。
しかもテレビを見ながら食事をする習慣は日本だけ。バラエティ番組を見て笑うだけの食卓にはコミュニケーションはなく、これも孤食になる。

さらに灯りの選び方も大切。
日本の93.1%の家庭は蛍光灯の下で食事をしているそうだが、蛍光灯にさらされていると免疫力が下がり、食べ物が不味く見えて食欲がなくなるという。

「いっそロウソクの灯りで食べなさい。相手が10歳若く見えて、アンチエイジングにもなりますよ」
最後に笑いでしめた服部先生の顔は、ツヤツヤと健康そのものだった。

コメント

  1. こまちゃん より:

    食育については「誰かが儲かる仕掛け」って感じで
    良い印象を持っていないんですが、簡単に食べてしまう食事が
    実は大変な手間が掛かっているって事を伝える為であれば
    とても大切なことだと思います。
    大切な命をいただく、って事を理解するだけでも
    生命の神秘に触れるきっかけになると思います。
    って、キッチンドランカーの寝言かw

  2. ひらりん より:

    はじめまして

    やはり食事は大切なんですね。
    4歳のわが子と食事が出来ているのは、幸せなんですね。
    箸の持ち方や、座り方まで煩いおやじをやっていますが、あまり煩すぎるのもよくないのでしょうか。
    難しいところですね。

    いいお話をいつも読ませていただいています。
    ありがとうございます。

  3. 詩人たそがれ より:

    頑固オヤジやりましょう(わっしはジゴロでやんす)。

    「絶対にしてはいけない行動、言葉」はどんなにうるさがれようが、繰り返し繰り返し 注意しましょう。

    「食物は命である」と言うことは、機会ある事に、
    耳にタコ(たべちょうぞ~)出来るぐらいに
    言うべきと考えます。

  4. yuris22 より:

    こまちゃん

    今夜は「鯵とヒラメの刺身」「地鶏の塩焼き」を
    頂きました。
    その味が美味しいほど、大切な命を頂いてること
    に感謝します。

    でも付け合せを残してしまう自分はマダマダです。

  5. yuris22 より:

    ひらりん様

    いらっしゃいませ(^_^)

    お子さんが4歳であれば、煩いなんて思わないでしょう。
    むしろ可愛い盛りに躾をする習慣が素晴らしい!
    きっとひらりん様の家系に伝わる伝統なのでしょうね。

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