昨日に続いて近所のレストラン紹介。歩いていけるフレンチレストランとして重宝しているのが、逗子市小坪にある「Le Pirate(ル・ピラート)」だ。
花屋さんの細長い石段を3階まで上ると、南フランスの田舎に来たみたいな可愛い入り口。
元は「ジャルダン・ヴェール」というフレンチのあった場所を、若いお髭のシェフと色白の可愛いスタッフとで切り盛りしている。
予約するならお勧めは、窓際の席だ。
西向きなのでこの季節、夕方はちょっと眩しいけれど、気分はギリシャ・ミロス島。
スタッコ風の白壁にオレンジの素焼き瓦のリゾートマンション群が広がっている。
フレンチとは言えどカジュアルなので、ディナーコース(前菜盛り合わせ・メインディッシュ・デザート・カフェ・パン)は2,800円。
前菜盛り合わせにはレバーも生ハムも、色とりどりの野菜もたっぷりだ。
「これお勧めなんです。私、毎日食べてます」に誘われて追加オーダーしたのは「しめ鯖のスモーク」。
メインディッシュには「イサキのグリル」を選んだ。
最後にコーヒーを飲む頃には、明日の晴天を知らせる夕焼け。
ねぐらに帰る鳥たちを目で追いながら、静かにゆっくりと流れる時間を楽しむ。
ちなみにブログの自己紹介に使っている写真はこの店で撮ったもの。
デジカメが必需品なプライベートレストランである。
追記:残念ながら閉店してしまいました(;_;)
コメント
なんと、すばらしい時間を過ごしているのか!
ほんまぁ、人生は不公平デンナ・・・
>「しめ鯖のスモーク」
これは是非味わいたい。
>最後にコーヒーを飲む
ほんと? コーヒーで終わり???
詩人たそがれ様
>ほんと? コーヒーで終わり???
ご心配なく。ワインで充分に粘ったあとのコーヒーでございます。
yurisさんのブログを読んでいると、日本にもとっても素敵なところがあるんだなあーと嬉しくなります。夏は夏で、秋は秋で楽しいことと、おいしいことがいっぱいありそうですね。
たけぞう様
一昨日の晩からでしたか、外でいきなり秋の虫が鳴き始めました。
夕食時にはライブのBGMになります。
四季の変化を五感で得られることに、とても感動しています。
すみません、勝手にシマを荒らしているわけではないですが墓参りのついでいつもとちがうランチがしたくなり当日予約で行きました。いい感じでやれたウッディーな内装といいさんさんと入る日差し、そして生い茂った樹木越しの眺め。もちろん文句なしの私好みのいい意味で微妙な塩気のテイストのフレンチ。至福の休日ランチとなりました。
Willow Road様
シマ荒らしだなんてとんでもない。
場所柄、見つかりにくい店なので、お客様が増えて
くれると地元民としては嬉しいです。
歩いていけるフレンチは貴重なんですよ。
ちなみにLe Pirateの兄貴分にあたるシェフが、鎌倉の大町に
「ジャルダン食堂」をオープンしました。
店主の変わり者さ加減と、イケメンシェフの真面目さ加減が最高。
カジュアルすぎて予約は不可ですが、味は星3つです。
yuris22さま
寛大なコメントありがとうございます。「ジャルダン食堂」、早速行ってみます。楽しみです。鎌倉マニアとしてはレパートリーのお店が増えるはとても嬉しいです。
ゆりさん、ゆりさん、たいへんだあ。花粉症もおさまりこれからは逗子鎌倉散策だと思い調べたらピラート一月で閉店していました。うーーん、残念。ジャルダン食堂は大丈夫かな。心配です。
Willow Road様
そうなんですよ。
閉店間際に何度か予約を入れようとしましたが、惜しむお客様で満席でした。
残った食材などはジャルダン食堂が引き継いだそうです。
立地条件(駅から徒歩OK・周りの人口の多さ)からして、ジャルダン食堂は
続けていけると思います。
飲酒運転ができなくなり、路上駐車も出来なくなった今、ピラートのような
郊外のレストランは、経営が厳しいでしょうね。