恋愛は薬か毒か?

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幾つになっても恋をしていたい。でもそれが身体に害を及ぼすとしたら?

10月9日のlivedoorニュースに『悪い恋愛関係、心臓発作の要因になる可能性=英調査』というロイターの記事が出ていた。
『英国のロンドン大学ユニバーシティ・カレッジの研究チームが行った調査によると、悪い恋愛関係によって心臓発作や胸痛が引き起こされる可能性があるという。(記事より引用)』
つまり口論や非難などが日常的になっている人たち(人間関係がネガティブな人たち)は、そうでない人たちに比べて、心臓発作や胸痛を引き起こす危険性が34%も高いというのだ。

『周囲に良い人がいれば、健康にもよい。後ろ向きな人が周りにいれば健康の悪化にもつながる』と研究者は語ったという。
なるほど。ネガティブな相手は健康の害になるのか!

1つの例。胸痛とは違うが、生まれて初めての胃潰瘍に悩まされたことがある。
空腹になると痛んでいたのが更に、食後でも身体を丸めてウンウンうなる痛みが続いた。
内科で強力な痛み止めを貰っても、全く効かずに苦しむばかり。
ところがある要因が去ったあとに、毎日の七転八倒がピタッと止まったのだ。

その要因とは恋愛トラブル。思い出しくたくもない思い出だ。
異常に嫉妬深い相手に、仕事で外出しただけでも「どこの男と会ってた」とあらぬ疑いをかけられ、電話でも対面でもクドクドと中傷される日々が続いた。
私の24時間をビデオ撮りして見せたいほどであったが、彼の妄想は膨らむばかり。
そこまで私を想ってくれるのかの気持ちはとっくに消えうせ、嫌悪感が募っていった。

そしてきっぱりと別離。
どんな嫌がらせや泣き落としをされても、元には戻らない決心。
蟻地獄から逃れた解放感が、身体にやさしい時間を連れて来てくれた。

「人」という文字は、人間が支えあっている形から出来ている。
良い恋愛は支え合いながら定着していけるのに、悪い恋愛はグラグラと落ち着かない。
片方を外せば形が崩れてしまうからと恐れるが、それこそ形だけで中身のない関係だ。

恋愛は薬にもなり毒にもなる。
心臓発作や胸痛、胃潰瘍・・は心が発信地のSOS。相手の反応ばかり伺う前に、自分を気遣わなくちゃ生きていけない。

それにしても恋愛が大学の研究材料になるとはね。
「恋愛研究学科」があれば、今更ながら入試にチャレンジしてみたいものだ。

コメント

  1. tsune2 より:

    「恋愛は薬」→「恋する乙女はきれい」と昔からいいますので、
    「幾つになっても恋を」してください。

  2. 髪結いの亭主 より:

    そうやね まぁ 酒と同じやね。
    管理様は?
    「酒(恋愛)癖はよい!!」
    はっはぁ~~ 失礼しました(毒吐いて、薬にする?)。

    「恋愛研究学科」ウフ!
    あの子、この人と あッ その子とも・・・
    同級生になりたい!!! 
    共同研究しよう。

  3. yuris22 より:

    tsune2様

    また一つ思いつきました。
    ダイエットに向く恋、美肌に向く恋、禁煙に向く恋(どんなんだ?)・・、
    目的に合わせていろんな恋を処方する「恋セラピー」なんてのもいいですね。

  4. yuris22 より:

    髪結いの亭主様

    お酒と同じですか~。
    確かにいつかは醒めるもの・・かもしれません。

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