レストランでの正しい注文法

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ローマには美味しいイタリア料理店が沢山あると思いがちだが、とんでもない。
意外にも初めて3つ星レストランが認定されたのは、ミシュランガイド2006年版だという。
ローマ・カバリエリ・ヒルトンにある「ラ・ペルゴラ(La Pergola)」で、シェフはハインツ・ベック。なんと’94年にドイツから招かれたシェフである。

料理評論家の山本益博氏から、この店を訪れたときのエピソードを伺った。
予め選択していたコースディナーから、ダメもとでグランドメニューのアラカルトへの変更を願い出てみたという。すると店側は快くOK。
テーブルの人数は6人で、デザート以外は山本氏がすべて同じメニューをオーダーした。
席を立つ時には、まだメインディッシュを食べているテーブルもあるというのに、シェフ自ら見送りに出てきてくれたそうだ。

せっかくの心遣いに対して、普通の褒め言葉ではダメだと思い、
「世界中に3つ星は56軒あるけれど、真実の3つ星は10軒ぐらいだと思う。この店はその10軒に入る」と絶賛したところ、シェフから返ってきた言葉が素晴らしい。
「メニューを考え出したのは私ですが、作り上げたのはうちのスタッフです」。

そういう言葉が聞きたかった!
山本氏いわく、複数人でレストランに行く時は全員同じものをオーダーするのが美味しく食べるコツだそうだ。でなければ最高のものは出てこない。

例えば女性の4人組がメニューを選ぶと、テーブルの上でのピクニックになる。皆でシェアしようとそれぞれが違うものを選ぶからだ。
1テーブルに4つの鍋が要ることになり、厨房は注意力が散って、最高の料理が出てくるはずがない。
皆が同じメニューを選べば味は極まるし、共通の感動を分かち合えるというわけだ。

職人仕事に対しての、客人のマナー。
「美味しいものを食べるより、ものを美味しく食べたい」という山本氏のモットーに頷けるエピソードだった。

コメント

  1. 素浪人 より:

    へェ~!!(素直に)勉強になります。

  2. シンジ より:

    なるほど♪納得です♪

    ちなみに病院探しで迷ったら、掲げてる診療科目の一番最初に書いてる科目がその病院が最も得意な診療科目です

  3. yuris22 より:

    素浪人様

    実は私も、目からウロコだったのです。
    レストランに行く時の楽しみが増えました。

  4. yuris22 より:

    シンジ様

    へえーっ\(◎o◎)/!
    病院をネット検索したことは多々ありましたが、得意科目までには
    目が行きませんでした。

    専門家の意見は聞いて損するどころか、人生に幸せをもたらすのですね。

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