今夜は銀座7丁目のおでん屋で、男性3人とプチ飲み会だった。
お酒のお代わりが進むにつれ、恋愛談義へと話題が進んでいく。
肴にされたのは、ラブラブだった恋人と別れたばかりの妻子持ち氏。喧嘩しては仲直りを繰り返してきたが、今回こそは本当のサヨナラが訪れたらしい。
土日は家族サービスで忙しい彼としては、平日なんとか時間を作り彼女とデートしたい。
一方で彼女は忙しさを理由に約束を断る、すっぽかす。わがまま放題に振り回す。
でもそれは彼女の腹いせだったかも。
「奥さんと私とどっちが大切」の選択を迫られたら?と、意地悪な質問をしてみた。
「妻と恋人とは違う」「彼女はそんなこと望んでないよ」「どっちも大切だから1人には決められない」云々で返事をはぐらかすのに対し、隣からも追加射撃が飛んでいく。もしも子供がいなかったら、究極でどちらを選ぶのかと。
若干の間を置いて、観念したように彼は呟いた。「奥さんを選ぶよ」。
逢いたくてたまらない彼女との関係は『恋』であり、長年連れ添ってきた妻との関係は『愛』だというのだ。
実は『恋』と『愛』との違いについて土曜日のBBQパーティーで話題にのぼり、友人から素敵なサジェスチョンを仕入れていた。
『恋』とは1対1の関係でしかないが、『愛』とはその人に関わる全てを受け入れることだと。なんて崇高で且つ難しいことなんだろう。
一次会のみで午後9時、新橋の駅で解散したあと横須賀線のホームに立つ。
私もいつかは『愛』のもとに帰るのかな?
下りの通勤電車を無言で待つ長い列に、プラス1で加わった。
コメント
結婚を決める瞬間は、恋か愛か、どっちなのでしょう。
僕の場合、恋でも愛でもなく、「愛の決意」みたいなものでした。愛情はありましたが、相手のすべてなんて見えていなかったし。一緒に生活してみてわかることも多いですしね。見合い結婚が典型。愛は決意して受入れていく“理性的な”ものなのでしょう。受入れるのがどうしても無理と感じたら別れるのかな。
結婚したら、もう「恋」はしないのか・・・。恋の始まりはコントロールできないから、彼にもどうしようもなかったのでしょうね。でも愛の決意まではしなかった(する気がなかった?)。彼女にはそれが見えていたのでしょうか。
恋の勢いで結婚する人もいますね。やがて気持ちが落ち着いた時に、愛の決意ができないと即別れてしまうのでしょうね。
『そこへ 遅れて来た彼
二人とも「愛している」とい言ったわぁ
人間模様の絶対絶命』・・・こうなると男は弱いね。
>『恋』とは1対1の関係でしかないが、『愛』とはその人に関わる全てを受け入れること。
これは否応無く賛成するしかないなぁ。
管理人様
次回のBBQの後ゆっくりと話しましょう。
悠久の波音を聞きながら・・・
たけぞう様
結婚を決める瞬間。
一度しか経験がありませんが、「突っ走る恋」でしかありませんでした。
相手を取り巻く環境に嫌気がさして離婚したのですから、世間知らず至りそのものです。
それでもまた結婚するとしたら・・
やはり見合いではなく「恋」からスタートしたいと思っています。
たとえ橋の下でも楽しく暮らせる相性の人と、愛を育んでいきたいものです。
素浪人様
むむ? BBQに参加ご希望ですか~?
残念ながら我が家は波の音までは聞こえないのですが、トンビの鳴き声なら
いつでも聞こえます。
もっとも煩いのは、みんなが好き勝手に騒ぐ声かも(^_^;)