枯山水庭園のパフォーマー|北鎌倉の明月院

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肌寒に戻るこの季節になると、小学生のとき初めて詠んだ俳句を思い出す。
「紫陽花の梅雨をふくみし重さかな」

そろそろ咲いているかな?
北鎌倉駅から歩いて10分。「あじさい寺」で有名な明月院は、平日で閉門時刻が近いせいか意外と空いていた。これが土日だったら駅まで行列が出来ているだろう。

山門へと上る鎌倉石の参道は、両側に姫あじさいの生垣。
大ぶりで鮮やかな色彩の西洋あじさいに比べると、小ぶりで清楚な日本古来種だ。
「淡い青から日ごとに青を増して 最後は母なる色 空の青 海の青に染まり最後は大地に還ります」と、説明書きが添えられている。

明月院

手毬のような水色に、カメラを向け始めるともう夢中。
どれも同じ種類のはずなのに、ひとつひとつの表情が違うのだ。

紫陽花2
紫陽花3
紫陽花

本堂のお座敷にある丸い窓も有名な撮影スポットだが、今日はそれを凌ぐものを発見。
向かい側にある枯山水庭園の一角に、みんなが携帯のカメラを向けていた。
どこから入り込んだのやら、黒白ブチのノラ猫が悠々と毛づくろいしているのだ。しかも股をおっ広げて・・・「あんなとこ舐めてるよ!」の一声に、どっと笑いが沸き起こる。

明月院2
石庭の猫
猫の足あと

猫の1人舞台はまだ終わらない。
熊手で丁寧に引かれた砂紋の上で、背中が痒いのかゴロンゴロン。
梅の花みたいな足跡をペタンペタンと付けていく。

枯山水のパフォーマーと言うべきか、アーティストと言うべきか。
最後は岩によじ上って見返り美人のポーズ。プイと気品高く去っていくのであった。

石庭の猫2

コメント

  1. ツネ2 より:

    人の作りイメージの世界観なんて
    庭園は猫の世界観からみたら、ただの小石と岩なんですね。

  2. yuris22 より:

    ツネ2様

    枯山水庭園の説明に「須弥山をかたどり仏教観を表現している」とありました。
    この猫は畜生界代表として、人間界にいる私達に一念三千を示してくれたのでしょうか。

  3. むさしたける より:

    Yurisさん、むさしたけるです。
    あじさいきれいな季節になりましたね。今月から仕事に出ています。
    枯山水庭園いいですね。日本人に合うのでは? たまには遊びに来てください。

  4. mie より:

    おひさしぶりでーす。
    私も土曜日に行ってきました。
    今回は一眼レフを借りての撮影。ステキな写真が撮れましたよ。
    まだ明月院は咲きはじめだったけど、成就院は見ごろでさらにステキな風景でした。
    鎌倉、大好きです。

  5. yuris22 より:

    mie様

    拝見しました。Nikon D40で撮った力作。
    やっぱり携帯カメラで撮ったのとは雲泥の差ですね(当たり前ですが・・)。

    いつか機会があったら杉本寺の苔むした階段を撮ってみて下さい。
    参拝客もさほど多くないので、じっくりレンズを向けることができます。

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