私は3つの銀行口座を利用している。ずっと出し入れしていない口座も含めれば10個ぐらいはあるのだが、今は逗子の駅前にある3銀行で入出金を管理している。
残高を眺めながら最近気付いたこと。通帳にも運と不運があるんじゃないだろうか。
A銀行の口座は、入金されてもすぐに出て行くばかり。
B銀行の口座は、増えも減りもせず一定の金額が溜まっている。
C銀行の口座は、引き出しても次の入金が大きく上回る。
ちなみにAは前職の因縁を引きずった口座で、Bは20代の頃から印税が入ってくる口座、Cは逗子に引っ越してきて心機一転で作った口座だ。運でランク付ければAはアンラッキー、Bは普通、Cはラッキーともいえる。
水曜日に岩満羅門先生にお会いした時、「人間には運・不運が必ずあります」と聞いた。
それに対して思い出した台詞がある。韓国映画『猟奇的な彼女』のラストシーンで、主人公が語る「偶然とは努力した人に運命が架けてくれる橋です」という決め台詞だ。
その時は全文が思い出せなかったので、勝手にアレンジして私なりの格言を作った。
「運命というのは努力した人に『ツキ』という偶然をもたらしてくれます。」
ふむふむと聞いていた先生から返ってきた言葉が、これまた名言である。
「『努力』という漢字は『当たり前』と読みます。」
じっと口を開けて待っていただけでは、運は舞い込んでは来ない。努力を苦しいとは思わず、当たり前の楽しい努力を積み重ねることが、ツイている結果に結びつくのだと思う。
私のB銀行の口座は過去の努力の成果だけれど、C銀行の口座は現在の努力が卵を産み続けている。こんなにも仕事が楽しいと思っているから、ご褒美が印字されていく。そこにはクライアントからの入金のみならず、予想外のラッキーな入金まであることに感謝。ニコッと片目をつぶる神様のウインクが見えた気がした。
コメント
「努力した人に『ツキ』という偶然をもたらしてくれる」
まったくその通りだと思います。
私はこれを、
「全力を出し切ったとき『アレ』はやってくる」
と言っています。
martin様
『アレ』がやってくるのですね。亀吉さんに聞くといろんな解釈が返ってきそう(笑)
くま○わ氏関連のネタなのは間違いないと思います。