今朝の日の出は不安な空模様。東の方角から波紋形の地震雲が広がっている。5年前の新潟県中越地震で見られたのと同じ形状の雲だが、そういえば今年は2004年に似た傾向がある。2004年を象徴する漢字は「災」。自然災害が多かったことから、災い転じて福となすようにと選ばれた文字である。
ウィキペディアから拾い上げると、2004年1月12日には、山口県の養鶏場で日本国内では79年ぶりとなる鳥インフルエンザが発生。次いで2月にも大分県九重町でペットのチャボから見つかった。
3月にはブラジル沖で、大西洋南部として史上初めてサイクロンが発生。アメリカ合衆国や西インド諸島では連続してハリケーンが通過して、多大な被害をもたらした。
9月1日には浅間山が噴火。
9月5日に紀伊半島南東沖地震、10月23日に新潟県中越地震、11月後半~12月に釧路や根室半島沖などでの連続地震、12月26日にはM 9.3のスマトラ島沖地震が起こり、30万人以上の死者・行方不明者が出た。
その他にも2月の後半に20度を越す記録的高温、記録破りの猛暑や、過去最多となる台風の上陸、夏から秋にかけて豪雨災害が頻発したことなど、自然が狂い始めたことが心配された年である。
そしてもう一つ、ネットニュースから2004年の爪あとを発見した。
「2004年度中に高校を中途退学した20歳代前半の男女のうち、08年度末時点で1割以上がニートとみられることが16日、内閣府が公表した調査で分かった。20歳代前半全体に占めるニートの割合よりも高く、内閣府は『中退者は困難な状況に陥るリスクが高いと考えられる』としている。」
(5月16日5時4分配信 時事通信)
どうしてこの年の高校中退者だけ、ニートの確立が高いのだろう。心や頭脳といった目に見えない部分に「災」が降りかかったのだろうか。これを今頃になって発表するなんて、何かの情報操作がなされていないだろうか。
「災」の文字が脳裏に浮かび、ひたひたと迫る恐怖に駆られる今年。神戸・大阪で広まった新型インフルエンザが、東京で1人も発生していないことを怪しく思う。「豚インフルエンザ」がある日突然「新型インフルエンザ」という呼び名になったのかも不思議だ。
政府の情報統制に乗っかったマスコミから流れるニュースを本当に信じていいのだろうか。私たち国民が乗った船はどこへ向けて航海しているのだろう。
5月24日AM7:37 追記:
止めるのも限界。身体中が痛いです。もうすぐ揺れるかも・・。
コメント
「災」ですね。本当に「災」が多い年ですね。
私は、37歳になったばかりなんですが今年に入ってから体調とか、プライベートとか波乱ぎみです。
風邪とかインフルにはならないものの、「花粉症、婦人科系疾患、化粧品トラブルによる湿疹」と体調がすぐれない日々が続きました。
今になってやっと、回復し健康の有り難さを感じています。
人間関係もトラブルありました。
変な男(メールの嵐の)に迫られたり、親戚と旦那、親の間に挟まれて自分が悪くないのに文句を言われ・・・。
これも落ち着きました。
何だかんだと言いつつ、やっと今年も半年が過ぎようとしています。
あと、半年。これ以上嫌な事はないと思い頑張ります!
marie様
わおっ!そりゃ本当に災難でしたね。
私も一難去ってはまた一難を、長年繰り返しているように思います。でも楽が去ってはまた楽を、気付かずに繰り返しているようにも思います。
人間の舌には味覚があり、皮膚には痛点があります。不味さや痛みのポイントにばかり意識が集中すると、甘さや心地良さが感じられなくなるのかもしれません。そのためには禅の境地で、心をフラットにしなくてはならないと思っているのですが、まだまだ煩悩だらけの私です(^_^;)
年齢を重ねるほどに、過ぎていく一年の速さ。今年は失敗したから来年こそ、でもってまた再来年こそ・・。そんな不器用な人間が可愛くもあり大好きです。あの世への旅立ちの時に、最終決算で黒字になればいいんじゃないかな。