ワイドショー化したニュース番組

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いつまで騒ぎ続けるのか、テレビでは酒井法子容疑者に関しての話題が途切れない。特に呆れるのがTBS。午前11時から始まる情報番組「ひるおび!」は、まるで噂好きな主婦の井戸端会議だ。司会の恵俊彰の横に並ぶコメンテーターは、弁護士、元麻薬捜査官、元警視庁捜査課長、芸能評論家。何の目的で来たのか場違いに等しい俳優が日替わりで登場して、モゴモゴと口をはさむ。

使い古された情報をパネルにして再確認しながら、失踪した6日間に何をしていたのか。どうして夫婦仲が悪くなったのか。覚せい剤に手を染めたのはいつ頃か。オチをつけるために、強面の元捜査官から「これはあくまでも推測ですけどね」のコメントを引き出す。

お決まりのパターンとしては、容疑者の生い立ち調べ。酒井法子が子供時代を過ごした土地へレポーターを差し向け、同級生や近近隣の住人へインタビューする。
都内の住まい近くにあるコンビニを取材し、いつも赤い煙草と赤いライターを買い求めていたという証言を手に入れ、異常心理だと眉をひそめる。
千葉の別荘では、家族3人でよく食事に来たという中華料理店に取材して、彼らがオーダーした「おこげ」を再注文。「おいしそうですね」のコメントが犯罪にどう関係するのだろうか。

逮捕歴では格段上の清水健太郎や田代まさしの時は、これほどまでに報道しただろうか。人の命が亡くなった押尾学の事件の方がもっと調査すべき内容ではないだろうか。
酒井法子の場合は、清純派を通してきた国民的アイドルだったからこそ責任が重いという意見があるが、マスコミが国民を焚き付けて「魔女裁判」をしているように見える。

つまらないバラエティ番組、クイズ番組、お笑い番組・・、そこに情報番組も加わった。ニュース主体といいながら、内容は昔のワイドショーと何ら変わりがない。視聴者のレベルを「こんな程度」と低く蔑んでいるのかと腹が立つ。見たい番組がますます無くなった民放局は、旧態依然とした制作スタッフの総入れ替えを行うべきじゃないだろうか。

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