心で食べる時代に戻ろう

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中国産冷凍餃子による中毒事件が起きたのが今年7月。その後も乳製品、卵、インゲン、米、カップヌードル、カップ春雨 ・・そして今回は伊藤ハムのウインナーやピザ等々、毒物に汚染された食品が公表されていく。

食の安全に関するブログを検索すると・・
「うちの冷蔵庫にもあった!」
「人体への影響はないでは納得できない!」
「どこの食品メーカーも信用できない!」
家族の健康を預かる主婦たちは、スーパーで何を買えばいいか途方に暮れている。

食物に関する日本の法律は厳しい。有害農薬は販売も使用も許されていないし、かつて毒殺や自殺に用いられたことのあるシアン化合物など言語道断だ。
でもそれだけ? 罰則を受けないものは果たして安全なのだろうか。

先日、良心的な食品加工会社の社長から聞いた話。
「中国産ウナギが汚染されているというが、果たして国産ウナギが100%安全なのだろうか。中国で成長ホルモンをぶちこんで育てたウナギを、産地偽装を免れるため日本の水槽に入れる。しかも極端に狭い水槽の中でうじゃうじゃと飼うから、病気にならないように抗生物質を入れる。我が社はそんなウナギは怖くて使えない。」

まるで法の目をくぐった医薬部外品。安く多く出荷することを最優先にした食品。
今は有害物質ではなくても、将来規制されるべき物がどれほどあるのだろう。

金融危機が資本主義を揺るがしている今、ただ儲かればいい時代は終わろうとしている。
これからは心が問われる時代。欲しいのは、売る側と買う側の信頼関係だ。
消費者側も歩み寄るには「安く安く」ではなく、食材を丹精こめて育てた努力をまっとうな価格で評価するべきじゃないだろうか。

昔の人はご飯を食べる前、「お百姓さんありがとう」と手を合わせた。お米一粒残さないよう、最後はお茶碗に白湯を注いで飲んだ。
それは生産者の良心を守る、消費者の良心だったのかもしれない。

コメント

  1. 風小僧 より:

    確かに鰻の稚魚は外国産。
    それも、問題の多い国からの輸入。

    食は安全を度外視しての利益追及。

    「どうも申し訳ありませんでした」とテレビに映る面々にも言葉にも本心はあるのか疑問に思ってきた。

    食の自給率、餓死する子供もなどを見ていると、今こそ食の安全も、食への感謝も見直さないと、いづれは自分の首を絞めることになると思う。

    子供には「食べれることは当たり前じゃない」ことを、伝えていかなければならないと思う。
    企業も品質管理がどういうものかを再認識して欲しい。

  2. カオリ より:

    はじめまして。
    たまたまわたしも本日食についての記事を書いたのですが甚だ乱暴な説なので是非お読みくださいとは言えません(笑
    以前からときどきこちらのブログにお邪魔しています。感情的にならないさらっとした文体を敬意を持って拝見しています。ご迷惑でなければまたときどきお邪魔にあがりたいと思います。

  3. yuris22 より:

    風小僧様

    テレビの前で頭を下げる経営陣は、確かにもう見飽きましたね。それが迅速な対応ならまだしも、危険な食品を一ヶ月も供給し続けたことは厳罰に処するべきでしょう。

    常に誠実であること。
    これからの日本を担っていく子供たちのために、まずは大人が見せる基本姿勢だと思います。

  4. yuris22 より:

    カオリ様

    いらっしゃいませ(^^)
    カオリさんのブログ、見に行っちゃいました。へへ。
    歯に衣着せずに怒ってくれて、スカッとします!

    人によって物を捉える視線、評価の仕方は様々。
    報道規制を受けず、自由に発言できるブログこそ民衆の声だと思っています。

    また遊びに来てくださいね。私も伺います。

  5. 素浪人 より:

    老夫婦だけで佐渡島で米作をしている80歳のおじいさんの言葉、
    「昔はお金で買うものが贅沢品だったが、今は自分で手作りできるものが最高の贅沢品だ」

    おコメ一粒で心が伝わった。
    作る人、運ぶ人、調理する人、食べる人々に。

    でも今は何でも「安い」「儲かる」がいいらしい。
    妊婦と子供、老人、全ての人の命も。

  6. yuris22 より:

    素浪人様

    日本の農業従事者が超高齢化している今、そのおじいさんの作るお米は、タイムリミットの迫った贅沢品なのでしょうね。

    昔の人が培ってきた「経験」の代替品として、食物の保存のため・病気対策のための薬品が主流を成していくのは是か非か。
    いずれ、いいえ近いうちに結果がでるような気がします。

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