年齢を重ねるにつれ、服選びが難しくなった。先日も横浜での用事のあと、ベイサイドのアウトレットパークに寄ってみたけれど、どんなに安くても買いたいものが見つからない。「これ、カワイイ!」とデザインに惹かれて衝動買いした時代は終わり、上質の素材と縫製を重視するようになった。年相応の生活感を表に出さないための隠蔽手段である。
アウトレットではクリスマス・イブに着たい服が見つからず、今夜は手持ちのワードローブでアレンジ。まだタグも取っていない新品のカシミアセーターが目に留まった。カシミアは毛玉が出来やすいのが難点なので、冬ごとに新しい一枚を買う。しかも海外ブランドではくユニクロの通販。5,990円(カシミア100%)という価格は、ワンシーズンで捨ててしまっても許される範囲だろう。
半袖ニットの色は、最もカシミアらしいオートミール。以前TOKYO FMで岡田美里さんの番組を担当していたころ、彼女が半袖ニットを品よく着こなしているのを見て、あくる日すぐにチャレンジした。私の場合、お世辞にも華奢とは言えない体つきなので、視線を散らすためのテクニックが必要になる。
セーターにプラスするのは、大学の卒業旅行に買ったエルメスのスカーフと、5年前の誕生日に当時の彼から貰ったパールのネックレス。ボトムは綺麗めのジーンズにして爪先の細いパンプス、濃紺のジャケットを羽織ろう。ユニクロが一瞬にして大人のおしゃれになる。
さてさて今夜は誰とお出かけ?
近所に住む女友達と、「家にいてもつまらないから、どっか行こうか」のトホホ。
学生時代に買ったバーバリーチェックのスカートを、年季を感じさせずに大人着する彼女は、私より一回り年上だ。
こんなことを書いている最中に、鎌倉のバーから案内メールが届いた。シガーの香りがするカウンターで二人、最近見つけた恋の話でも打ち明けるシングルズ・イブとしよう。
コメント
素敵なスカーフですね(^w^)
私もユニクロはキャミソールやニット、部屋着などちょこちょこ利用しますが、
小物にちゃんとした物を使えば、結構使えますよね~。
質はユニクロと大して変わらないGAPを高いと感じるようになってしまいました(^_^;)
洋服の衝動買い・・・今年は沢山してしまいました。
服でも物でもやはり、少し悩んで吟味したものが一番長持ちしているような気がします。
ユニクロはジーンズやヒートテックを愛用しています。
そう言えば先日、フリルカットソーを衝動買いし、家に帰り着てみました。・・・が、胸がキツイ(泣)
大きくなった・・・?いやいや背中に少しお肉がついてました(笑)
はらん様
ユニクロはヒートテックを一度買うと、やみつきになりますね。部屋着はほとんどユニクロ(^^)
カシミアニットは人気らしくて、欲しいカラーはサイズ切れが多いのですが、今回は運よく上品なオートミール色をゲットしました。小物をどう合わせるかが楽しみです。
marie様
背中のお肉はもちろんのこと、脇のお肉も困りものです。
試着室で「ヤバいっ」と思った時、外から店員さんに「いかがですか?」と声をかけられると焦るんですよね。「イメージと違いました」と答えて外には出ませんが、たぶんバレているでしょう(笑)