国会議員とホームレス

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新聞やテレビは、小沢一郎の政治資金疑惑に関するニュースばかり。昨日の国会で4時間に渡った論戦でも、政治とカネの議論ばかり。衆院予算委員会とは建前で、結局は政局争いをしているだけに思える。

鳩山首相に改めて偽装献金問題を問うたからといって、新事実が出てくるわけがない。
Time is money. 私たちが働いて搾取された国税が、首相の首取り合戦と周りでボーッと見ている議員たちの給料になるのが腹立たしい。国会の運営は1時間につき幾らかかるのか、金額を提示して欲しいものだ。

リーダーがいない国。選挙の時だけ利用された国民の苛立ちと諦めは、黒く湿った霧のように伝染していく。いつになったら春が来るのか、失業者数と自殺者数は増える一方である。

先週オペラを聴きに上野へ行った時のこと。開演時間には少し早いので、西郷隆盛の銅像を眺めて写真を撮った。しかしその先、東京文化会館までの道は希望の欠片さえ感じられない。右を見ても左を見てもホームレスだらけ。しかも5人に1人は女性なのだ。

元の色も分からないほど汚れた衣服、べったりと貼り付いた髪、どす黒い頬。女性の方が男性より仕事がありそうなのに、まだ40~50代と思える顔も多い。家庭環境、ギャンブル、薬物、アルコール等の諸問題でホームレスに至ったのだろうが、花壇のふちに座り虚ろな目で、ただひたすら時間の過ぎるのを待っている。

国会議員とホームレス。両極端の地位にありながら似ているのは、時間を無駄に費やしていることだ。西郷隆盛の「もうよか、このへんでよか」が聞こえてきそうな、落ちていく砂時計の世相である。

西郷隆盛

コメント

  1. marie より:

    ホームレス・・・数年前に東京都庁辺りの地下周辺だったでしょうか?いっぱい居ました。
    小学生の頃に祖母と横浜に行く途中で見たのが初めてでした。
    その頃は不思議で使用がなかったです。

    あれから随分と時が経ち、今では少しはわかるような気がします。
    私の住んでいる隣町の公園の駐車場や市民ホールのガード下等・・・居ますね。
    一つの理由は不況の嵐、あとは様々な家庭環境の理由で追い出された人、社会で人と関わって生きていくのに疲れた人、ただ単に仕事をしたくない人、所持金の尽きた人・・・といったところではないでしょうか。
    しかし、女性でも居るというのは驚きです。
    身なりなんて気にしない女性は居てもホームレスは今まではなかったのでないでしょうか?

  2. yuris22 より:

    marie様

    女性はホームレスになる前に生活保護を受ける道を探しますからね。でも何らかの理由で心が病んでしまった人たちには、誰かにすがる気さえ起きないのかもしれません。どうか犯罪に巻き込まれないようにと願うばかりです。

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