ブログのタイトル、安易じゃないですか?

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ブログの記事を綴って、アップロードする前にいつも悩むのはタイトルだ。文筆業とWEB制作を生業としているため、的確であると同時に読者の興味をひく語句を考えなくてはペンが廃る。しかし他の皆さんはどうかと眺めてみれば、もっとお気楽に考えている方が多い。確かにブログとは日々更新されるWEB日記であるからして、気が変われば書き換えも削除も簡単。タイトルごときで悩む問題ではないのだろう。

しかし記事名ならともかく、基になるブログ名の場合はそう簡単に決めていいのだろうか。失敗したと思ったまま、読者がいるので仕方なく引きずっている方はいないのだろうか。内容は優れていても、センスに乏しい題名のブログが多々目に付く。もっとインパクトのあるタイトルの方がアクセス数が上がり、売上げにも繋がるだろうにと勿体無く思う。

例えば経営ブログ村の女性社長(経営者)ランキングを見ると、偏った傾向があるのに気付く。半数以上の女社長がブログ名に「社長」の単語を入れているのだ。社長カテゴリーに登録するのだから他のタイトルでも良いだろうに、中には「○○社長のブログ」とまで念押ししたものもある。にこやかな顔写真と共に、自らを社長と宣伝したくなる心情も分からないではない。でもね、高級そうなお洋服やメイクに比べたら看板が安易じゃないだろうか。

私の場合、3年前にブログを『文章で稼ぐ贅沢』と名付けるに当たって1週間ほど悩んだ。社長のカテゴリーに登録するには異質だし、贅沢するほど文章で稼いじゃいないし、アフィリエイトに間違えられるかもしれないし、稼ぐという言葉が下劣に取られるかもしれない。それでもSEO対策に取り組んできた経験としては、「文章」「稼ぐ」「贅沢」の3つが入っていれば、検索上位ランクに躍り出ることが想像できた。予想は当たり、今Googleで「文章 稼ぐ」「文章で稼ぐ」を検索すれば私のブログは第1位にヒットするし、「贅沢」で10位、「文章」で22位のポジションにつけている。WEB制作だけに固執している業者には思いつかない単語の組み合わせが、功を奏したのだと自負している。

何度も目に入って耳に届く文章は「言霊」である。繰り返し唱えることが夢を形にする。既に社長であるならそこで奢らず満足せず、もっとハードルの高い目標を狙うタイトルを付けてはどうだろう。たかが言葉、されど言葉。寝ても覚めても貴方の頭の中で響いている言葉は、人生をコントロールするパワーがあることをお忘れなく。宜しければ御用の向きは、小さな会社の女社長だったりする私が承ります。

コメント

  1. 的は逗子の素浪人 より:

    そうか「言霊」か。ここに書く名前も安易かもなア。

  2. yuris22 より:

    的は逗子の素浪人様

    いえいえ、私にとっては親しみのあるお名前でございます。そういえば「素浪人」の名前のもとになった野良猫ですが、1年以上前から姿を消したままです。野良猫の寿命は短いというけれど、見慣れた姿がなくなるのは淋しいことですね。

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