運勢の悪い時期に育てるもの

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11月に入ってから、外出時の服選びに戸惑っている。肌の色がくすんで、地味な色の服を着ると全く似合わないのだ。また今年もお決まりの現象が始まったと溜息をつく。

六占星術では月運大殺界と言うのだろうか、私の場合11月から立春までモヤモヤと冴えない日々が続く。大きなトラブルが起きるわけではないが、意味もなく精神的に落ち込んだり、内臓や肌の調子が悪くなったり、人の裏表を見て信用できなくなったりと、モチベーションの下がるミニ鬱の状態になる。

特に恋愛運では、11月に付き合い始めた男性との相性は最悪で、マザコン、詐欺師、モラハラ、ジゴロといった輩に引っかかりやすく、やがて絶縁の時がやってくる。精神状態が弱っているので、誰かに擁護してもらいたい願望が強くなり、強引に近寄ってくる人が最良の人に見えてしまうらしい。これがある日突然「何やっちゃってんの?私」と眠りから醒めると、周りは新緑の季節だったりする。

運命のエネルギーが低下したこの時期をどうやって乗り切るか。木枯しに葉が吹き飛ばされていく樹木をイメージしてみる。落葉樹は冬になれば葉を落として枯れ木になるが、近寄って枝を見ると、鱗片で覆われた冬芽がしがみついている。どんなに凍てつく寒さでも、生きている証として膨らんでいく芽は、春を感じたとたん一斉に緑を萌やすのだ。

控えめに暮らしていくこの時期こそ、私も冬芽を育てなくては。心だって晴耕雨読だ。暴飲暴食を控えて健康を回復しよう。居心地のよい住まいにするため部屋の掃除を徹底しよう。内容を忘れてしまった書物に再び目を通そう。コツコツと勉強して知識を得よう。

「あせるまじ冬木を切れば芯の虹」(香西照雄)
じっとしていたって、一冬越せば年輪が一つ増えている。たとえ占いの運勢が悪くても、春を迎えられたら一回り成長出来たってことかもしれないな。

コメント

  1. 的は逗子の素浪人 より:

    一回り大きなるのは、腹回り・・・失礼しました。
    ジムに行かなきゃ。

  2. yuris22 より:

    的は逗子の素浪人様

    親しい仲間4人で伊豆旅行をしました。1泊2日のあいだ、食べて呑んで食べて呑んで・・・
    あえて体重計には乗らず、ひたすら運動に励みます。

  3. marie より:

    何をやっても上手くいかない時期は誰にでもありますよね。
    私は去年がそんな時期だったと思います。
    そんなときは当たり前の事を当たり前に行動することしかないかと思います。
    ジタバタともがけばもがくほど空回り。
    自分にとって今必要なものは?大事なものは何かを考える・・・。

    そう言えば、11月、2月って季節は1年の中で一番要注意すべき月かもしれません。
    11月は冬へのスピードが一気に加速し始めるので、お肌も体調も油断をすると不調になりやすいし、2月は1年で最も冬が厳しい時期。
    この頃は正月の疲れ、冬から春への変わり目が近付くので、気を抜いて体調を崩しやすくなると思います。

    私の知り合いで2月になるとうつ病で入院する方がいますよ。

  4. yuris22 より:

    marie様

    自営業の友人にも、2月になると鬱病で入院する方がいます。春まであと少しなのに、売上やら様々なストレスが限界に達するからでしょうか。寒々とした曇り空が続くことも、心を暗くさせる要因かもしれません。
    ジタバタしたって、なるようにしかならないもの。命までは取られないさ!と開き直ることが必要なんでしょうね。

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