カーナビにない道を歩く楽しみ

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年末年始の暴飲暴食で増えた体重を、取り返しがつかなくなる前に戻したい。昨日はお昼から夕方まで、ひたすら逗子・鎌倉を歩き続けた。

逗子の久木から法性寺、名越切通しを抜け、鎌倉の大町へ。安国論寺の山道を一周し、大町四つ角の交差点から材木座へ。材木座海岸で砂浜の感触を味わってから逗子マリーナへ。小坪漁港から細い急な石段を上って大崎公園へ。披露山庭園住宅を抜け、逗子海岸と浪子不動までの山道を下った。山と海と、ちょっとだけ町と、足腰を鍛えるにはバリエーションに富んだコースである。

4時間に及ぶウォーキングの途中、何度か134号線が見えたのが、日が暮れても逗子から江の島までずーっと渋滞。左側には海の景色が続くとはいえ、排気ガスを吸いながら、狭い車内で何時間も過ごすのを考えると、歩いたほうがずっとマシだと思った。

移動手段を車から足に変えると、似たような仲間が沢山いるのに気づく。地図を持ったお父さんが先頭になり、リュックを背負って歩く家族連れ。山深いお寺のベンチで一休みする外国人のグループ。法性寺奥の院で早々と咲き始めた梅の写真を撮り、「NICHIREN・・」が云々と、寺の由緒について英語で語り合っている。

1月8日の梅 1月8日の梅2 法性寺奥の院

鎌倉の大町側からは、マウンテンバイクを担いで登ってくる若者。杖をついたお婆さんたちも、積もった枯葉に足を滑らさないよう、大きな段差をゆっくりと乗り越えている。擦れ違うたびに譲りあい、挨拶しあい、自分の進む方向が間違ってないことにホッとして、まだまだ脚力は衰えていないぞと頑張るのだ。

夜はのんびりとお風呂に浸かり、張ったふくらはぎをマッサージ。達成感の源になったカーナビには出てこない道は、13世紀前半から存在している。足で地図を作る楽しみが、趣味の一つにまた増えた。

コメント

  1. marie より:

    ウォーキングは一番体にいいですよね。
    様々なダイエットスポーツや器具がありますが、歩く、腰回し、ストレッチなどのようにゆったりした運動が一番いいのだそうです。

    まぁ、何事も続けてこそですけどね(笑)
    自分にあったダイエットや健康法を見つけるのも楽しいものだと思います。

  2. muha より:

    こんばんは。ちょっと神奈川県内の亜硫酸ガス濃度が上昇してますので寄り道致しました。ウォーキングは気持ち良いものです。眼がやや弱くなり三浦半島迄ドライブは難しいですが、秋谷あたりで舌鼓を打ちたいですね‥

  3. yuris22 より:

    marie様

    ウォーキングを定期的に行うようになってから、フィットネスクラブをサボっています。たぶん退会するでしょう。自然に恵まれた場所に住んでいるのに、お金を出して室内で運動する必要性を感じなくなりました。時間はかかっても、ダイエットにはゆったりとした運動が一番ですね。

  4. yuris22 より:

    muha様

    森戸や秋谷は、車がないと不便な場所ではありますが、湘南の喧騒から離れた大人の海岸って感じがしますね。やわらかな春の海が恋しいです。

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