飲食業に挑戦します2

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リーズナブルな西洋居酒屋、逗子のバール。7月9~11日がオープニング・レセプションと決まったからには、もう日にちがない。土曜日から改装業者が入ることになり、招待状の準備や既存店舗の片づけを開始している。

マツモトヤ靴店
マツモトヤ靴店2

昨日は店のロゴをお願いしたデザイナーが下見に訪れた。中古で仕入れた椅子、テーブル等の什器と、なぜかサンダルが陳列された飾り棚を見ながら首を傾げる。「この靴は何なんですか?」
フロア面積が30坪もある広い店舗は、大正時代に下駄の販売から始めた創業100年の靴屋さん。格安で貸して戴く条件としては、店舗の一角でいいので靴を販売するコーナーを残すことである。

しかも販売されている靴は若者向けのスニーカーやミュールではなく、中高年女性向けの「つっかけ」(経営者仲間の一人は便所サンダルと呼ぶ)

お酒をたしなむバールとは何の関連性もないと、デザイナーは撤去を希望するが、契約上それだけは無理!
「壁を作って隔離したらどうですか?」
「だめ、資金がない」
「せめても靴のアイテムを変えたらどうですか?」
「だめ、靴屋が納得しない」

大型チェーン店に圧されて、町の靴屋さんが次々と閉店に追い込まれている現況で、少しでも収益をあげ、しかもバールと共存するためには、今日も喧々諤々のミーティングになりそうだ。
ピンチをチャンスにするため、三人寄れば文殊の知恵。百人寄れば無敵の知恵。さてさてどんな店舗になるのやら、ブログをご覧の皆様、何かいいアイデアはありませんでしょうか。

店内1
店内2
店内3

コメント

  1. 菜多里 より:

    あの靴屋さんですか~
    かなり広いですね。

    こうなったら、土足厳禁のバールにして、
    そのアンティークサンダル達を並べまくって、
    マイサンダルを指定してもらうとか・・・。
    履き心地、意外にいいね・・・なーんて言って
    買っていく人がいるかも・・・

  2. 華梨 より:

    開店はもうすぐですね、陰ながら応援させてください。
    夜遊びの帰り、履いている靴が痛くても我慢して深夜電車で帰宅する女性が多いと思うので、深夜に靴を売ってるところがあると嬉しいです。でも逗子だと軽装で来店するお客が多いかしら?
    ディスプレイ次第でオシャレに演出できますし、何気なく品物を手に取って眺める客さんもいると思いますよ。

  3. yuris22 より:

    菜多里様

    場所をご存知なんですね。
    靴屋とバールの接点をどう持っていこうかと悩んでいます。女性にはサンダル、男性には下駄の貸し出し。奥に銭湯も欲しくなっちゃいますね。

  4. yuris22 より:

    華梨様

    なるほど。夜は仕切りで靴を隠そうかと思ってたんですが、足の痛みに耐えかねて、履きやすい靴を買いたい女性もいますよね。ただし夜は飲食目当ての人しか歩かない通りなんですよ。どうやって引き寄せるかがポイントですね。

  5. しのぶ より:

    何といっても商品はイメージの問題ですから、「おばちゃんサンダル」でも、バールで買ったのだからその辺のとは違うのよと鼻高になってもらえるような、付加価値を付けるといいと思います。

    バールそのものの人気が集まれば、あとはおしゃれな展示仕様の工夫などで・・・。要は、まずバールの成功にありと思います。

    楽しみですね。

  6. yuris22 より:

    しのぶ様

    昨夜も靴の話で盛り上がってました。バールのロゴ入りTシャツと抱き合わせで売ろうとか、スタッフが履いて見本になろうとか・・。その中でモデル体型のイケメン君が「ホラ!」と見せてくれた足元には、おーっ、便所サンダルを履いてる!
    逗子ファッションとして定着しているようです。

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