クルーザーを借りてミニ・パーティー

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木枯らしが吹き荒れた金曜日。マフラーに顔を埋めながらリビエラ逗子マリーナに向かった。ハーバーに停泊しているクルーザーで行うミニ・パーティーに参加するためである。
メンバーは逗子市小坪のドアのない喫茶店で顔を合わせる常連たち。各自が料理を一品ずつ持ち寄って、午後3時過ぎに船に集合した。

リビエラ逗子マリーナ
リビエラ逗子マリーナ2
annly

保証金が2,000万円、年間艇置料が500万円という特Cバース。今回乗せて戴いたクルーザーは61フィートのビッグサイズで、オーナーはバブル期に世界の金持ちベストテンに入っていた某外車屋の会長だという。まるで一軒の別荘みたいな船を、ご本人のお留守に貸して戴くことに感謝しながら、まずはシャンパンで乾杯した。

強風のリビエラ逗子
キャビン
キャビンのリビング

リビングのテーブルに乗り切らない料理の数々。キッチンでは鉄板で肉や海鮮類を焼き、赤ワインと共に話が弾む。逗子に住むマダムたちに混じって、ベーシストの斉藤クジラ誠さん、奥様でジャズシンガーの清水秀子さんも気の置けない仲間たち。デザートのチーズケーキが終わる頃には、クリスマスソングを即興で披露して下さった。この季節には必ず聞きたくなるメル・トーメの”The Christmas Song”をリクエスト。贅沢すぎちゃうねと皆で目配せする心地よさだ。

キッチンでミニBBQ
ギターと歌と

火照った頬を冷ましにキャビンから出ると、ちょうどサンセットタイム。操縦席がある2階に上がって冬の相模湾を眺める。白波がたつグレーの海原、江の島の向こうには雪をかぶった富士山。目を開けていられないほどの冷たい強風だったけれど、潮が飛ぶ海は久しぶり。ちょっとしょっぱくなった髪をお土産に、心はとても温まったパーティーだった。次回は我が家でBBQにしましょうと、粋な大人たちの輪が広がることを楽しみにしている。

2階の操縦席
サンセットの富士山

コメント

  1. muha より:

    サンセットブリーズ&ディ・サローノで乾杯潮幸に誘われてしまいます…

  2. フミコマル より:

    素敵なクルージング風景ですね。潮風は強かったですか。私も友人達といつかクルージングで素敵な時間を過ごしてみたいです。

  3. yuris22 より:

    muha様

    出港はせずとも、風が強かったので停泊中の船でも充分に揺れました。飲み食いに夢中で、誰も船酔いしなかったのが幸いでした。

  4. yuris22 より:

    フミコマル様

    海が荒れていたのでクルージングは出来なかったのですよ。でもポンツーンに係留した船でも、室内のパーティーとは趣が充分に違います。こんな豪華な船でなくても、またヨットで遊びたくなりました。

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