エアロビクスのインストラクターをしている友人から、転んで骨盤骨折をしたと電話があった。運動中の事故かと思えば全く違う。日曜日に夏祭りへ出かけたところ、人ごみの中で足がつって歩けず、誰かにぶつかって転んだまま起き上がれなかったという。
病院に運ばれて診察を受けると、骨盤骨折に至った原因は熱中症。フワフワと雲の上を歩いているような感覚や、筋肉がつる、足がびくびくするといった症状が起きれば、すぐに涼しいところで休んで水分を補給する対策が必要らしい。
去年の今頃は毎日ウォーキングに励んでいた私だが、今年はその意欲が湧いてこない。どうも眠っている間に、体力がダウンするみたいなのだ。その原因は先日テレビで「たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学」を見ていて分かった。夜間熱中症である。
コンクリートの壁は時間をかけて熱を通すため、外が最高温度の時よりも、室内はその5~6時間後に暑さがピークに達するという。しかも夜間熱中症になりやすい家の条件は「寝室が西に面している」「寝室が最上階にある」の二つ。私の寝室はどちらも当てはまるし、節電のためにエアコンを消して眠っていれば、熱中症にならないほうがおかしいくらいだ。
朝起きるたびに足がつり、身体中が筋肉痛になっている状態。だるさが日ごとに増していくのはベッドと枕のせいか、もしかして悪い病気が潜んでいるのかと思っていたが、夜間熱中症だったとは・・。
キッチンで熱中症になる主婦も増えているらしく、この夏はデパ地下やスーパーで「節電惣菜」が売れているとか。エアコン設定温度28度の部屋で揚げ物や煮物をしていると、室内温度は35度に上がるからだ。もはやコロッケや肉じゃが、天ぷらは家庭料理ではなくなってしまった。エアコンも惣菜もなかった頃から生きてきた年配者たちから「今どきの若い者は!!」と怒られそうだが、昔とは暑さの度合いが段違いのように思える。
おとぎ話「三匹の子豚」の後日談。「レンガの家を建ててオオカミを追い払った三番目の子豚は、ジリジリと照りつける真夏の太陽に室内が熱せられて、朝になったら美味しそうな蒸し豚になっておりました」なんてことのないよう、目に見ない落とし穴には充分な注意を払いたいものである。
コメント
夜間熱中症ですか…
去年の夏はずっとそうだったと思います。
今年は営業のお蔭か(?)暑さに体が慣れたような気がします。
夜間熱中症。怖いですね。。。私の友人も夜間熱中症で倒れたらしいです。気をつけたいものですね。。
最近は、枕元に水入りのペットボトルを置いてます。暑苦しい夜は夜中飲んでいます。
marie様
猛暑の営業はつらいですね。
雨が降れば涼しくなりますが、極端すぎる日本の気候。「激」「猛」「酷」のつく気象条件は神様の試練かと思います。
自分の身体は自分で守るしかないのでしょう。サバイバルの夏ですね。
ベッドと本オタク様
私もテレビで見るまでは夜間熱中症なんて言葉を知りませんでした。今年は節電がもたらす未知なる弊害が次々に起こりそうですね。気を付けましょう。
的は逗子の素浪人様
私も枕元にペットボトルを置いていたのですが、全部飲めないと勿体ないと思い、最近は300mlのマグボトルに替えました。氷水を入れておくと、深酒した夜中には天国の水のようです。