二学期が始まった福島の耐暑

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24時間がモワーッと暑い。東京電力管内の電力使用量が90%を超えて、関東地方は今年一番の暑さとなった。これは猛暑と言うよりも酷暑と呼ぶべきだろう。

こんな暑さの中で、福島では早くも今日から2学期が始まった学校があるという。大震災と原発事故の影響で新年度の開始が遅れたので、授業時間を確保するためらしいが、せめても夏休み中に校庭の除染が完了して、安全が確保されていて欲しいものである。

7月に扇風機を贈った南相馬市の鹿島中学校の校長先生から、25日から2学期が始まるとの電話を頂いた。昨年は9月になっても猛暑が続いたので、生徒たちが助かりますとのお礼の電話だった。

南相馬市長と教育委員会教育長からもお礼状を頂いた。支援活動にご協力下さった方々のために、この場を使って一部掲載させていただく。
「さて、このたび、東日本大震災の被災地に対する支援物資として扇風機をご寄贈賜り、重ねて厚く御礼申し上げます。ご寄贈賜りました扇風機は、鹿島中学校におきまして有効に活用させていただいております。生徒達には何よりのプレゼントとなっております。
今後とも、教育行政復興のため、より一艘のご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。」
こちらこそ、お役に立ててありがとうございますという気持ちでいっぱいである。

夏休み中に県外転校した子供たちもいるだろう。一カ月ぶりに手を合わせて喜ぶ子供たちもいるだろう。果たして来年には同じ教室に一同勢揃いして、授業を受けられるようになるのだろうか。酷暑を超えた耐暑の福島に、3.11以前の夏が戻ってくれますように。

ここで改めて、扇風機30台を贈るにあたって支援金・フリマ等でご協力くださった皆様に、心より感謝を申し上げます。

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