飲んで食べてOKのダイエット

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これぞ私のためにあると思える本を見つけてAmazonで取り寄せた。タイトルもドンピシャの「酒飲みダイエット」(プレジデント社)だ。

暑さに悶えながらウォーキングをしても、1日1万歩の努力は夕食と共に消える。最初のビールが食欲を目覚めさせ、つまみが美味しいと「さあ、何を飲もうか」という悪循環。ダイエットのためにはお酒をやめなきゃと思いつつ、それでも裏の手があるはずだとネット検索してみたらこのヒットである。

1ページ目に高尾病院理事長・江部康二氏のありがたい言葉があったので引用する。
「うまい酒で満たしたグラスを傾け
 うまい肴に舌鼓を打つ。
 そんな至福の時を過ごしながら
 ダイエットができるのです。
 おいしく、楽しく糖質制限。
 画期的な、酒飲みダイエットなのです。」

糖尿病治療のプロである医師が「糖質オフダイエットするには、酒飲みが一番」と言い切って薦めるのは、焼酎、ウイスキー、ブランデー、ウォッカなど糖質が含まれない蒸留酒だ。ワインも赤であれば、血糖値を上げる糖質は0.7gと少ないので、辛口赤ワインをボトル1本飲んでもセーフらしい。

お酒が決まれば、つまみも糖質オフメニューを探す。たっぷり食べてOKなのは肉類で、糖質はゼロか限りなくゼロに近いとか。肉だけでなく魚、卵、大豆製品もおすすめで、アルコールを代謝するのに必要なビタミンB群やミネラルが多く含まれている。

逆に注意すべき食品は穀類(米、麦、とうもろこしなどを原材料とする食品)で、芋類もダメ。野菜もかぼちゃ、れんこん、にんじん、ごぼう、そら豆などはでんぷんが多いので要注意。果物は果糖が中性脂肪合成を促進させ、肥りやすくさせる性質があるので、適量を楽しむ程度がいいそうだ。
しかしアボカドは例外で、糖質はわずか1.5g。食べごたえはあるし、不飽和脂肪酸のオレイン酸と若返りのビタミンE、ビタミンB、C、葉酸、パントテン酸を多く含むので、栄養不足を補うために好んで取りれたい果物である。

というわけでスタートしたのは、一日に摂る糖質量を60g以下に抑えるダイエット。特に主食の糖質は、ご飯が茶碗1杯36.8g、食パン1枚44.4g、蕎麦1人前63.0g、スパゲティ1人前69.5gと多いので避けて通りたいところだ。外食でラーメン餃子など頼んだら糖質100.8kgで、2日分を一気に摂ってしまうことになる。

効果が出てくるまでは食品の糖質量とカロリーが載っているページをコピーして持ち歩き、「とりあえずビール!」も糖質3.1gだからやめておこう。

あとは中性脂肪を減らすために、有酸素運動と腹筋運動を地道に頑張って、脱オヤジ女子を目指すのみ。下腹は凹んでいても「胸より胃が出てるよ」と笑われる体型から脱却するのが、当面の目標である。

コメント

  1. 的は逗子の素浪人 より:

    いやァ 正に聖書でござる。でも運動いるんだ?

  2. 華莉 より:

    GIダイエットみたいなものかな?我が家もやってますよ!脂肪燃焼率が上がって主人は2ヶ月で10キロ弱痩せました。でも安価な米やイモ類、小麦加工食品を食卓から除くと食費が嵩むし…言い難いのですが…炭水化物を摂取しないとおトイレで苦労するんですよねぇ。頑張ってくださいね!

  3. yuris22 より:

    的は逗子の素浪人様

    運動なしのダイエットは無理かと思います。でも、美味しいお酒と肴を目指してのウォーキングなら頑張っちゃいませんか?

  4. yuris22 より:

    華莉様

    先輩!、確かにGIダイエットですね。私は遅ればせながらのスタートです。
    おトイレについて、酒飲みの場合は朝から快調もしくはピーの人が多いので、炭水化物の摂取がなくても問題ないかもしれません。
    ただし低糖質で安心して飲みすぎて、高血圧になることは避けなくてはいけませんね。

  5. こまちゃん より:

    ためしてガッテンでやってたのは、

    「食前に野菜を食べる」ってヤツでした。

    血糖値の上下を緩やかにする事で、

    肥満対策になるそうで。

    σ(^ー^;)も飲みながら取り組んでます。

  6. yuris22 より:

    こまちゃん

    その放送、私も見ました。おかずの中で、まずは野菜を食べておくってことですよね。
    しかし美味しいもの、珍しいものを最初に食べたいのが酒飲みの心理・・(^^;
    こちらを立てればあちらが立たずで、難しいですねぇ。

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