ずいぶん横に長い雲が出ていると思い、テラスに出てみてビックリ。北東からの放射雲が炸裂するように、南西からの放射雲とつながっている。1953年5月26日に起きた日本海中部地震(M7.7)の数日前にも、こんな地平から地平への筋雲が1時間以上に渡って出ていたという。
しかし今の季節は秋。地震雲というより気象性の雲である可能性が高い。空は高く深々と澄んでいるので、白い雲とのコントラストが一層目立つのかもしれない。
「眼のなかに秋の白雲あふれ去る」(山口誓子)
こんなときに動物の勘はどうなんだろう。先ほどから窓辺でゴソゴソと怪しい音を立てている与六は・・・。
雲の様子が気になるというよりは、猫グッズ置き場でカリカリの袋を見守っているのであった。「天高くネコ肥ゆる秋」に危機感はなさそうだ。
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