心は老化せずに歳を重ねる

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10月が残り1週間になり、あっという間に晩秋。ファッションと美容の仕事が加わってから忙しくなって、去年みたいにのんびり空を眺めている暇がない。

寝坊した今日はTシャツの上にジャケットを着て飛び出した。首筋をすり抜ける北風に、マフラーが欲しい気温だ。ハロウィン、クリスマス、大晦日はすぐそこまで来ている。

寒々しい気分になる一歩手前で、目に入ったのは最後の一輪になった薔薇。そしてゼラニウム、おしろい花。終わりが近づいても頑張っている花たちが、真紅、朱色、紅色の快活さをプレゼントしてくれた。

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ふと思い出したのが、ユーミンの「メトロポリスの片隅で」という歌。

♪ ごらんそびえるビルの群れ
悲しくなんかないわ
ときどき胸を刺す夏のかけら
きらめく思い出が痛いけど
私は夢見る Single Girl ♪

私はこの歌の主人公よりは何十歳も年上だけど、まだまだ世間が必要としてくれる現役だ。家に籠って余生を過ごす、老たけた仙人になってはいけないのである。

ベージュじゃなくて赤い口紅。
ペタンコ靴じゃなくてピンヒールのパンプス。
茶飲み友達じゃなくて年下のボーイフレンド。

周りがOKと認めてくれるうちは、歳だからと自主規制する必要はない。心は老化せずにいることが、顔も身体も若々しくいられる秘訣。潔く散るときが来るまでは、真紅の薔薇でいられるようにしよう。

来月からはファッション誌の美容関係のレポも始まる。アンチエイジングじゃなく、ポジティブエイジングを心がけていきたい。

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