楽しいことを続けるには、楽しくないことを2倍する

広告

雨が上がって秋晴れが戻ってきた昨日は、飲み仲間たちが釣って来たカワハギを食べる会に呼ばれた。釣宿の玄関先でクーラーボックスから出したカワハギをさばき、肝醤油で食べると言葉が出ないほど美味しい。

kawahagi
kawahagi3
kawahagi2
その後も逗子で二次会をして、久しぶりの暴飲暴食。朝になって恐る恐る体重計に乗ってみると、一晩で1kgも増えているし、ずっと110台を保ってきた血圧が130近くに上がっている。せっかくの金曜日なのだから今夜も遊びに出たいけれど、ここで節制しないことには元の木阿弥だ。

ここ1年のあいだに起こった変化。
痩せたことで、おしゃれが楽しくなり、周りから褒めてもらうことが増えた。
ファッション関係の仕事が加わり、外出する機会が増えた。
スケジュールノートには遊びの予定が多く、もうすぐ忘年会シーズンも始まる。

これで調子に乗って出歩いていると、また昔の肥った不健康な自分に逆戻りして、全てが泡と消えてしまう。
「楽しい」を継続するためには、「楽しくない」ことを倍の努力で行わなくてはならないのだ。

楽しみにしていたファッション誌のレポは、「受けている仕事と競合になるからダメ」と、事務所の社長からNGを貰った。長年フリーランスで活動してきた私には、とても痛いお小言。あらゆる楽しみを自分勝手に享受できるのは、仕事面では通用しないのを知った。何かを選べば何かを捨てて、ここにも節制が必要となる。

ドイツの詩人リュッケルトの名言。
「お前は二つの手と、一つの口を持っている。その意味をよく考えてみよ。二つが労働のために、一つが食事のためにあるのだ。」

小説家キングスレーの名言。
「君のもっと手近な義務からおこなえ。いずれの義務でも、待たされればさらに七つの義務を引きつれて戻ってくる。」

そうなんだ、あやうくキリギリスになるところだった。
なまった身体を引き締めるべく、今日はこれから半日のウォーキングに出発。自炊用に鎌倉野菜でも買ってきて、また当分は自分に厳しい隠遁生活に戻る予定である。

コメント

// この部分にあったコメント表示部分を削除しました
タイトルとURLをコピーしました