マンションの敷地内プールでの休日

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土曜日に続いてまたもや茹だるような暑さ。
外出する気が失せて、マンションの敷地内にあるプールで午後を過ごした。
利用できるのは住民とその親類に限られているので、いつも空いているのがメリットだ。

プール3
パームツリー

パームツリーの下、今日のBGMは子供たちがはしゃぐ声と水しぶきの音。
急降下で飛来するツバメたちが、水面にチョンと嘴を付けていく。
軒先で見かけた雛たちが、大人になって飛行訓練をしているのだろうか。

文庫本から目をそらして空を見上げると、ゆったりと大きな弧を描くトンビたち。
真似するようにツバメたちが、その下でせわしなく小さな弧を描いている。

やがてカテドラルから、午後5時の鐘。
バスタオルを持ったお母さんに身体を拭かれ、子供たちが帰っていく。

プール1
プール2

部屋に戻りシャワーを浴びて、夕食の支度する。
今夜のエンターテイメントは、テレビでも映画でもなくて窓の外。サンダーストーム劇場。
稲光に照らされた夜空が、昼間のように明るくなる様をずっと見ていた。

雷雨1
雷雨2

やがて訪れる平和な静寂と眠り。
今は午前5時。自然の営みはヒグラシの声に変わった。

PM12:00

昨夜と今朝と激しい雷雨。
私の住まいの真上でも雷が暴れていた。
今も口をカッと開いた獣たちのような雲が次々と流れていく。

大地震は東京を外れたものの選挙では自民が大敗。
神々の国として日本を守ってきた地霊・天霊たちが怒っているように感じる。

「今後はあなた方の力で国を守っていきなさい」
私たちは巣立ったばかりのツバメの子。
役目を終えた龍たちは空に帰ってしまうのか、とても気になる。

コメント

  1. こまちゃん より:

    先日の竜の話はコレでしょうか?
    災いがここで一段落してくれたら良いですねぇ。
    政治も多少の混乱があっても、上手く再編して
    良い方向に向かって欲しいですね。
    何事も高望みせず、身の丈にあった事をすべきです。

  2. yuris22 より:

    こまちゃん

    災いは自然災害だけでなく、擁護がなくなった所へ
    経済的なもの、対外的なものが牙を剥いて襲ってき
    ます。
    それを止められるのは、国民たちの信頼を得た政治
    家たちの、今度こそ虚ではない努力でしょう。
    ネガティブに責任の擦り合いなどしている場合では
    ないと思います。

  3. 詩人たそがれ より:

    こつこつとまじめに生きている人々が

    「幸せに暮らせる日本を築ける政治」

    を期待します。

  4. Manta より:

    凄い雷達ですね、一瞬の間に7本ですか?八岐大蛇でしょうか。

  5. yuris22 より:

    詩人たそがれ様

    こつこつとまじめに生きている人々が、政治への怒りを通り越して
    無関心になるときが最も恐いのです。
    幸せの原点はどこにあるか、焦点をそらさないで欲しいですね。

  6. yuris22 より:

    Manta様

    翌朝の雷雨はもっと激しかったです。
    閃光と同時にバリバリドーン!
    梅雨明けと共に次の世代の日本がスタートするのだと思います。

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