幸福になるための初詣とは

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「私の人生、運に見放されているんです。」
若くて美形で性格も良い女性から、初詣の神社選びについて相談を受けた。

恋愛は相手に騙されてばかり。仕事でもなかなか芽が出ない。ここ5年ぐらい運勢はドン底状態だと嘆く。
今年は厄除大師に初詣に行ったものの、ますます厄が降り注ぐ結果になったので、次のお正月こそ!と祈願先を探しているという。

こんなことを言えば神社仏閣の関係者に怒られるかもしれないが、「厄除け祈願」という言葉は好きではない。

そもそも私たち人間を作った神様は、当然ながら私たちの親である。
子供が可愛くない親がいるだろうか。子供の不幸を望んでいる親がいるだろうか。
なのに「どうか災いを遠ざけてください」とか「病気にならないようにしてください」とか、親の愛情を疑うような祈願に行くのは如何なものかと思うのだ。
この世に生きていることに感謝して、「どうぞお金持ちになりますように」「彼とゴールインできますように」等、ポジティブなお願いをしてこそ初詣だろう。

もちろん人生は光もあれば暗闇もある。暗闇を知らない人は光の価値に気づかない。
暗闇の中にいる時にコツコツと勉学や努力に励んだ人が、光の中に出た時に能力が一気に開花するのだ。

初詣とは幸せの種を撒くこと。水をやり肥料をやり育てた人にご利益が巡ってくるはず。

「それなら大丈夫です。私、頑張ってきましたから!」。彼女は目を輝かせて胸を張った。
聞くと今まで蓄えた技術を持って、新しい職場に移るという。そうか、飛躍のチャンスだね、きっと良いことがあるからね。

あと1日半で元旦。
私の初詣は、家の近くにある氏神様だ。ちょっとおめかしをして、いつもの鳥居をくぐろう。
来年も再来年も、ずばり私のテーマである「愛」を感謝し祈願しに。

コメント

  1. 髪結いの亭主 より:

    I Love you everything!
    私も「愛」を実現ために生かされている事を感謝したいと考えます。

    といいながら魑魅魍魎たちにジタバタする日々か。
    なにか暖かい心を感じたいなァ・・・。

  2. yuris22 より:

    髪結いの亭主様

    今は夕方の5時前。あと数時間で新年です。

    私のブログを毎日応援して頂いてありがとうございました。
    また来年も素敵な仲間でいてくださいね。

    1日1日に積み重ねで1年。
    1年1年の積み重ねで一生。
    数え切れない幸せな出会いに感謝です。

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