価値観が変わった白雪姫

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行きつけの喫茶店で、アンスリウムの花をお裾分けしてもらった。家に戻って花瓶に挿すため、花をカバーしたビニールを外してビックリ。造花だと思っていたのが本物の生花なのだ。そういえば高価な切り花をしばらく見ていなかったなと、贅沢だったころの昔を振り返る。

アンスリウム1
アンスリウム2

今から2年前。恵比寿ガーデンプレイスに住んでいた当時は、隣の三越で週に1~2回は花束を買って飾っていた。薔薇1本が500円もする高価さに驚きながらも、生きているものを何か身近に置きたかったからだ。
窓からはホテルやレストランといった都会の建造物しか見えないマンションは、ペットの飼育も禁止。ロボット犬のアイボを購入したものの、放っておけば埃が積もってしまう犬である。日差しが入らない室内では鉢植えも育たないので、高くても切り花を飾って週替わりの家族としていた。

今暮らしている逗子市小坪の環境は、人より自然が主であり、花と緑の中に自分が居場所を貰っている。日当たりの良いテラスにはプランターを置き、1鉢100円程度の花苗を買ってきて寄せ植えにすれば、シーズンが変わるまで長持ちする。

昨日今日と久しぶりの雨。都内のマンションで雨上がりを確認するのは、窓から下を見て道路に傘が見えるかどうかだった。でも今は耳をすましているだけで充分。賑やかな小鳥たちのさえずりが始まれば、「雨が上がったよ、出ておいでよ」の合図だからだ。

東京から遊びにくる友人たちには「淋しくないの?」と聞かれるけれど、今では自信を持って「全く淋しくない」と答えられる。必要のない虚飾と邪心に囲まれていたときの方がよほど淋しかったと思うからだ。
最後に白雪姫は王子様も交えて森に定住し、小鳥や蝶々や漁師や喫茶店のマダムや飲み仲間たちに囲まれて、毎日陽気に暮らしました。そんな結末があることも一つの視野に入れておこう。

コメント

  1. 素浪人 より:

    では、その物語に「おからとお酒の好きな、たよんない用心棒」として加えておくれやす。
    ああ・・・8人目の小人ですね。

  2. marie より:

    価値観が変わった白雪姫ですか(^-^)
    いいお話ですね(^-^)
    お花ねぇ、私は「花を枯らす女」なんですよ(笑)
    見るのは好きなんですが・・・。
    「花を育てられない女」なんです。
    ペットや子供は育ててますが(笑)

  3. yuris22 より:

    素浪人様

    了解です。用心棒も加えましょう。
    白雪姫の住む海辺は、飲めや歌えの大所帯。「~だべ」が標準語です。

  4. yuris22 より:

    marie様

    実を言うと、私も都内に住んでたころは、サボテンもゴムの木も枯らす女でした(^_^;)
    従ってプランターに植える花は「強い」「咲き続ける」を基準に選んでいます。今日は雨が降り続けたので、彼らには天国だったことでしょう。

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