月のパワーが強くなるように

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昨夜は仲秋の名月。お昼過ぎに雨が上がったものの、曇り空が続いてたので諦めていたら、午後6時半頃にいきなり月が顔を出した。デジカメに望遠レンズをセットして、ずっと撮りたかった風景にシャッターを切る。
漆黒の夜空に流れる雲。見え隠れしながら昇っていく月。天体の神秘にうっとりしていると、いつの間にか与六もガラス越しに空を眺めていた。抱き上げてテラスに立つと、目を大きく見開いて一緒にお月見をしてくれる。

20091003仲秋の名月1
20091003仲秋の名月2

鏡リュウジ氏の『星のワークブック』によれば、月は「内なる子供」のすみか。占星術では、太陽が意識的な世界を象徴するのに対し、月は無意識的な世界を象徴するという。それは幾つになっても心の中に住んでいる、本能的な子供の自分(インナーチャイルド)であり、欲求や感情に正直な自分を象徴しているそうだ。

月が魚座に入っている私の場合は、感受性が強く直観力に優れていて、自分と他者との境界線が曖昧なのが大きな特徴らしい。自分の幸せとは何かを考えると、私がいることで周りが笑ってくれること、幸せになってくれることであり、確かに他者との境界線は曖昧だ。両親が不仲な一人っ子だったせいか、人の顔色から心を読み取る子供になってしまったのが、私のインナーチャイルドだと思っている。

月のパワーがプラスに働くと、自分を犠牲にしてでも人のために行動するお人好し。ところがマイナスに働けば、感受性が繊細になりすぎて傷つくこともしばしば。私って嫌われているのかもと思い込む、内向的な子供が顔を出してくる。今年の5月22日の日記「友だちができない若者たち」に書いた、ひとりかくれんぼの小学生が戻ってくるのだ。

でも昨夜は月のパワーが超ポジティブ。写真を撮った後は町まで遊びに出て、逗子の友人たち(それもゴールデンメンバーたち)と心を割ったお喋りをした。「君って本当にいい奴だなー」と言われ、ありがとうのハグをして、友情に恵まれた環境にホロリとした。

明けて気持ちよく晴れた空。十五夜に続いて今夜は満月。NYのビジネスマンたちは満月をサクセスムーンと呼び、大事な商談や会議を開く日にあてるという。意識が高揚して直観力が高まり、「ツキ」を呼び込むのだそうだ。

今夜はテラスで月光浴をしようかな。心の中でかくれんぼしていた自分に、次はあなたが幸せになりなさいと、月のパワーをたっぷりと浴びせてあげよう。

20091004の満月

コメント

  1. marie より:

    月の影響なのかどうなのか、思っても見ないような夢を昨夜は見ました。
    かつては私の愛人であった男性が夢に出てきた。
    しばらく忘れていた事だったので、少しびっくりした。
    そんな夢を見ているうちに大事な用事があったのに、寝坊してしまった。
    しばらく眠っていた私の潜在意識なのでしょうか。
    子供の頃、よく満月にはオオカミに襲われるとか教えられましたが(笑)

  2. yuris22 より:

    marie様

    これは夢だとわかっていながら、無理してでも寝続けて成り行きを見たい夢ってありますよね。
    私は家族旅行に出かける夢を見ました。でもMINI COOPERに5人乗るのは窮屈すぎ。しかもバスケットに入れた与六までいるので、家に残って留守番することにしました。何か意味がある夢なのかなと考えています。

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