目が笑えば口元も笑う

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「目は口ほどに物を言う」「目は心の鏡」ということわざがある。口に出さずとも、目には思っていることが現れるという意味。人を信用できるかどうか、私は相手の目がとても気なる。優しい言葉をかけてくれる時、冗談を言う時、本当にその人の目が笑っているかが、心を開いて付き合えるかの鍵になるのだ。

たとえば別れた彼氏の写真。どんなに歯を出して笑っていても、不自然でぎこちない表情なのは何故? 顔の下半分を手で隠し上半分だけを見れば、目が笑っていないのが一目瞭然である。付き合っていた当時は見て見ぬ振りをしていたけれど、その人の傲慢さに耐えられなくなり、自然消滅で終わった。傲慢さとはプライドの高さかもしれないが、それは相手の心の機微を読み取れない、自己陶酔的な頑固さとも言える。

毎日サイトを見に行く岩満羅門先生の託宣に「頑固」という言葉が出てきた時、「頑固な人ほど、不幸になります」という内容に思わず頷いた。続きを引用させて戴くと「頑固とは、通さなくても良いことを通そうとする、人間の固い感情です。しかし、人間には頑固は不要なものです。もっと柔軟に物事を考えるべきです。」と書かれている。

長い人生のうちには不幸な出来事が何度も訪れる。はらわたが煮えくり返る思いも度々だ。でもそれを受容しなければ先へは進めず、受容には涙より微笑みが必要だ。

ここで実験。目は微笑んで、口をへの字にすることが出来るだろうか。目が笑えば自然と口角が上に向くはずだ。口角が上がった唇は、幸せをキャッチする形。への字の唇は、幸せを取りこぼす形である。目が微笑まずに歯を見せて笑っても、下唇は前に出ず、幸せのキャッチはできない。

人を魅力的に見せるためのプロデュースは私の仕事の一部であるが、ポートレートを撮る時に、本当の笑いが出来るまでは何度でも撮り直す。本当の笑いとは目が笑うこと。「チーズ!」や「1 + 1は?」では得られない、心から生まれた笑みだ。写真撮影に限らず、人と話す時も微笑んで話す癖をつけなさいとアドバイスする。

弥勒菩薩に見られるアルカイック・スマイルは、健康と幸福の象徴。年齢を重ねるほど人は天国に近づいていくけれど、そこに居るだけで周りを和ませる微笑みが出来るなら、神に選ばれた人生だったと言えるのではないだろうか。

コメント

  1. 猫太郎 より:

    本当にそうですよね…。 心が笑わないと目が笑わない。
    心許せる人の前では目が笑うんですよね!
    私も人に言われるんです。目が笑ってないよって。 きっと私は猫の前と愛した人の前だけめちゃ目が笑ってる気がします。
    目は正直です!

  2. yuris22 より:

    猫太郎様

    鏡に向かって、目が微笑む練習をしてみませんか。逆もまた真なりで、形から入ってもいいと思うのです。猫太郎さんの微笑みに魅かれて、心を開いてくれる人は1人や2人じゃないはず。ステキな春にしてください。

  3. 猫太郎 より:

    逆もまた真なり…。
    なるほど!
    実行してみます。

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