鳩山首相が昨年11月、オバマ大統領に宣言した”trust me(私を信じて)”が”deceived you(騙しちゃった)”になりつつある。年内決着を守るどころか、3月末までに政府案をまとめることも出来ず、4月の核安全保障サミットでの非公式会談も空回り。ワシントンポスト紙には”loopy(「いかれた」「馬鹿な」)”と形容され、世界に赤っ恥を晒してしまった。
“trust me”のように99%の自信と信頼がなければ使えない言葉を、どうしてポロッと言ってしまったのか。口の軽さは公人には命取りだ。この人の失態をどんな諺で表現しようかと考えていたら、とある法則に気付いた。鳩山の「は」に引っかけた訳じゃないが、「は行」の諺に当てはまるものが多い。
吐いた唾は飲めぬ → 言ったことに責任を取れ
背水の陣 → 普天間の5月末決着は絶望的
馬鹿の一つ覚え → 何につけても「友愛」
薄氷をふむ → 現在の支持率
化けの皮を現す → 現在の体たらく
箸より重いものを持たない → ママと側近に守られたお坊ちゃま
蜂の巣をつついたよう → 現在のマスコミ攻撃
八方ふさがり → 普天間問題&民主党のマニフェスト
腹が黒い → 全ては秘書のせいにする
万事休す → 責任を取って辞任
それにしても政治家にとって「私には出来ません」の言葉は禁句なのだろうか。だったら実現できないマニフェストなんて作らなければいいのにね・・と一民衆は思う。
ポーカーフェイスの鳩山首相に勧める次の職業は、ギャンブラーなんてどうだろう?莫大なお小遣いを賭け金にして、私財で埋立基地を作るぐらいの気風のよさを見せてほしい。
コメント
馬耳東風 → 春の嵐にも何も感じない鈍感力
的は逗子の素浪人様
なるほど。「鈍感力」という新語が生まれそうですね。
花多ければ実少なし→華々しい政権交代もその実中身はからっぽ。
湘南ミヤウチ様
座布団一枚!
何の実がなったのか、しいて言えば「不誠実」という実ですかねぇ。
覆水盆に返らず→野党時代に吐いた台詞を取り消したいがムリ
こまちゃん
政治資金問題で、まさに「覆水盆に返らず」でしたね。野党時代の主張からすれば、とっくに議員を辞めているはずです。