本当は怖い女のプレゼント

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♪女って怖い!! 何故!? わかんない 色んなモノを買ってあげたでしょう!?♪
桑田圭祐の『本当は怖い愛とロマンス』を聴いていて、この歌詞の部分に来ると苦笑いしてしまう。独り善がりな男の言い分と、陰で眉をしかめる女の気持ちが見て取れるからだ。

ネット検索して見つけた「貰って嬉しかったもの 困ったもの!」(Do PRESENT)というページを見ると、貰って嬉しい第一位は「普段身に着ける物」、貰って困った第一位は「趣味が悪い物」。これって互いにリンクすることも多いんじゃないだろうか。

よくあるパターンその1。誕生日に彼が贈ってくれた指輪が、安っぽかったりセンスが悪かったりして、自分の趣味に合わない。「似合ってるよ」と言われて「ありがとう」の愛想笑いを返したものの、本当はドン引き。それからデートの度に、彼の視線が薬指あたりに来るので、常に身に着けるべきかどうかジレンマにかられる。

「贈ってくれる気持ちは嬉しいけれど、だったら一緒にショップに行って、好きなものを選ばせて」が女の本音。色んなものを買って貰っても、趣味が合わなければ悩みの種だ。リサイクルショップに売るのは失礼だし、箪笥の肥やしは部屋を狭くする。

よくあるパターンその2。一緒に選びに行くとして、あらかじめ告げられた予算が低すぎる。彼の誕生日にあげたプレゼントに比べると、半分以下の値段だ。なんだか釈然としない。

香典返しじゃないんだから、お返しは貰った物より価格をプラスするのが粋というもの。女のプレゼント選びは真剣勝負なのだ。ケチな男は愛情もケチってるようで、一気に興醒めしてしまう。

♪Good-bye my love,I know you’re leaving 美味しい食事も奢(さ)したじゃない!!♪
近づくクリスマスイブ。「いつも奢ってくれてるから、私の家でご馳走するわね」と彼女が誘ってくれても、それでお相子(あいこ)と思ってはいけない。あくる25日の夜は何処に予約を入れてくれるか、スケジュールを空けて待っている女心は、本当に怖いロマンスである。

コメント

  1. marie より:

    ケチな男は愛情もケチってるようで、一気に興醒めしてしまう。

    その通りだと思います(笑)
    私が最初に付き合った彼がそうでした。
    お互いに何もかもが初めて・・・(笑)けれどもクリスマスを前に当時は高価な腕時計を上げました。

    けれど、当日にホテルで私に渡されたプレゼントは安物のオルゴール・・・この日を境にしてお互いにギクシャクし始め、半年後には些細な喧嘩が引き金となって別れてしまいました。

    相手に見返りばかり求めてはいけない・・・けれども、やっぱり期待するのが女心ですよね?

    ある小説で恋人(体の関係を持たないまま死別した)の死をきっかけにホストの道を選んだ男性がいました。
    その世界に入る前にオーナーに「一度でも女を抱いて女の気持ちがわかる男になれ」と言われて、オーナーの恋人である女性を

  2. marie より:

    すみません。

    文章が途中で切れてしまいました。

    話の続きですが、オーナーの恋人を抱いてから(オーナー了解で抱かせてもらった)ホストの仕事に就き、ナンバーワンになったのです。

    恋人や体の関係を持つ関係の人がいることで人間は精神的にも学ぶものが実は大きいのかもしれません。

  3. yuris22 より:

    marie様

    抱いたからと言って、女の気持ちが分かるかどうか・・。その男性の素質によるんでしょうね。虎の威を借りたチープな男は願い下げです。
    ベッドの中で、どんな寝物語をするかにもよるんでしょうけどね。

  4. 的は逗子の素浪人 より:

    クリスマスに予定を明けて待っている女性が居ないのも幸せかも?

  5. yuris22 より:

    的は逗子の素浪人様

    大枚はたいてクリスマスプレゼントを贈る相手がいなくて、私も今年は気が楽です。誕生日とクリスマスが近い身としては、いつも理不尽だと思っていたんですよ。この時期のデパートも焦燥感なく歩けます。

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