ペット税よりコンパニオンアニマル手当

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やっと飼い主の風邪が治り、与六は看護士からイタズラ坊主に戻った。今夜はデジカメの紐にじゃれついて変顔。声を上げて笑わせてくれて、癒しの存在であることには変わりない。

与六の変顔
「動物は誠実」「恨みつらみは持たない」「いつも人間に感謝してくれる」とペットについて話してくれたのは、『世界は二人のために』の歌手・佐良直美さん。これまでに500頭以上の犬・猫等の動物を保護して、飼育、里親探し、しつけ教室、インストラクターの指導と、動物たちが幸せを得られるよう心血を注いでいる。今も奈須塩原のお家では猫100匹、犬40匹と暮らしているとか。

ペットは癒してくれるだけでなく、飼い主の病気も教えてくれる。19年前、風邪をひいて寝込んでいた時、猫がいきなり箪笥の上からお腹めがけて飛び降りてきたという。「ウッ」と押さえた場所にシコリらしきものが見つかり、それが卵巣がん。早期発見で事なきを得たのは飼い猫のおかげだそうだ。

佐良さんは「これからは犬だけでなく、猫も登録制にすべきだ」と強く語る。生年月日や飼い主の名前が分かるマイクロチップを埋め込み、もしも猫を捨てたら飼い主を罰する仕組みを作らないと、野良猫はいっこうに減らないという。

うちの与六の実家であるブリーダーさんのブログから、驚くべき実態を引用させて頂く。
「昨年、静岡市で遺棄された動物は約2000頭。そのうち57匹がワンちゃんで、残りは猫ちゃんです。
ワンちゃんを遺棄した人の言い分は・・・『年を取ってきたなくなったから』
猫ちゃんに関しては・・・『目が開いていない子猫は、命がないものと考えていいから』
窓口を担当している方は、憤りながら現実を語って下さいました。」

民主党は無責任飼い主防止策として、犬や猫などの飼い主に税金をかける「ペット税」導入を検討しているらしいが、果たして税金の搾取が啓蒙活動に繋がるのか。子ども手当があるならば、無縁社会に癒しをもたらすコンパニオンアニマル手当があってもいいじゃないかと、徳川綱吉の発想が湧いてきそうである。

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