降り続いた雨が上がって、今日はテラスで猫のブラッシング。近ごろ与六はキャットベッド「ねころん」がお気に入りの居場所だが、「ブラシする?」と声をかけると駆け出して、窓を開けてもらうのを待っている。恐るべしマンチカンの毛換え。オーバーコートは夏毛に換わったのに、今度はフワフワのアンダーコートが抜け始め、梳かしても梳かしてもきりがない。
そこにアクシデント。されるがままに寝転がっていた与六が急にカカカッと鳴いて、テラスの端っこへすっ飛んで行った。太い手でパシッと捕まえているのは、気味の悪い斑点がある丸い虫だ。すぐに引き離して一緒に様子を見ていたが、どうやらカナブンのようで、カメムシじゃなくてホッとする。
先日もブラッシング中にテラスで狙いを定め、手で押さえたのはミツバチ。シンビジウムの花に蜜を取りに来ていたのだろう、ブンブン飛ぶ生き物は猫にとって格好のおもちゃである。この時も慌てて引き離したが、しばらく肉球を舐めていたので、もしかして刺されたのかと気を揉んだ。
ところが・・、しつこく肉球を点検する私に猫パンチ!窓に向かって元気にダッシュし、ミツバチの再来を待ち続ける執念深さからすると何事もなかったようだ。まったく何を触るか分からない猫の手。毎朝、私の顔をなでなでするのだけは止めて欲しいと願っている。
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