日傘のマナーで分かる「お育ち」

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今日はジリジリと気温が上がって、練馬では真夏日となる30度を記録したという。朝のウォーキングもキャップを目深にかぶり、日陰から日陰へと移動して日焼けを避けているが、紫外線よりもっと危険なものに出会う確率が高くなった。それは日傘という凶器だ。

逗子・鎌倉は道幅の狭いところが多く、当然ながら歩道も狭い。ところが日傘をさして歩く女性の半数は、擦れ違う時のマナーが欠如しているのだ。傘の露先がこちらの顔にコツンと当たっても知らんぷり。他人へ危害を及ぼさないことより、自分の顔が紫外線に当たらないことを優先している。先日も二人並んで日傘をさして歩いてくる若い女性にムカーッ。片方が後ろに下がって避けるでもなく、傘を斜めに傾けるでもなく、お喋りに夢中で周りにはお構いなしだった。

昔の人は生活マナーとして「江戸しぐさ」を大切にした。雨の日には傘を外側へ傾げて、擦れ違う時に相手に水滴をかけないようにする「傘しぐさ」や、道の真ん中を歩かずに、急ぐ人のために7割をあけて歩く「七三の道」など、常に他人への粋な配慮があったものだ。それは学校の道徳の時間には教えてくれないが、親から子へと日々の暮らしの中で教えていく人間関係を円滑にするためのマナーだったと思う。

自転車のルール是正には警察が乗り出したが、歩行者のマナーまでは取り仕切れるはずもなく、個人の気付きや思いやりに委ねるしかない。いくら流行のファッションで着飾ろうと、メイクや美白にお金を注ぎ込もうと、育ちの悪さは隠しきれないものだ。内面は見た目よりも、ふとした仕草に滲みでることを分かっていないと、せっかくの恋のチャンスを失う可能性も大である。

コメント

  1. marie より:

    若くてもマナーが身についている人。
    歳をとっていても自分本位な人。
    実は年齢はあまり関係なく、その人の育ちや環境が影響してくるものです。

  2. yuris22 より:

    marie様

    その人が育った環境は人生を大きく左右しますよね。
    心理学では「地理的、物理的、経済的、人的、社会的」環境から人格が形成されると定義しています。人格はDNAを引き継いで先天的であるため変えようがないものはありますが、マナーの取得は後天的なものです。親の教育がダメであっても、周りの反応を見ながら自分で意識して是正すれば、少しずつでも他人を思いやる心は身に着くはず。
    「狭い愛」から「博愛」へと心を広げる何かの気付きがあれば、年齢に関わらず人間は変わると思っています。その「何か」に巡り合うのが難しくもあるんですけどね・・。

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