逗子カウンセリングルーム開設に向けて

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逗子を拠点にしたカウンセリングルームの7月開設に向けて、心理カウンセラー仲間5人で準備を重ねている。現在制作中のホームページに載せるプロフィール写真の撮影日も決まり、湘南で知らない人のいないプロフォトグラファーに緑や海を背景にしたアウトドアでの撮影をお願いした。素のままの容姿と表情がいちばんの証明書になると思ったからだ。

野鳥の声をBGMに太陽と潮風と樹木と花と、自然の気に包まれながらのカウンセリング。最初は都内の1室でと考えていたが、窓の外に日常のしがらみが見える場所では気分転換がむずかしい。東京から1時間のリゾートへ小さな旅をして、心を縛り付けているものから離れた異空間で心を開放して戴きたいのである。

人には言えない悩みを聞くからには室内で1対1の対面カウンセリングが基本であるが、希望する方には一緒に近くの海岸まで散歩したり、ポプラの木漏れ日の下でストレッチをしたり、リラクゼーションの時間も取りたい。

月に1回は週末の夕方から「雑談カウンセリング」と称するグループ・カウンセリングを開くことも検討中。1人1品(もしくは1本)持ち寄りで、私たち5人とこれまでの人生を語り合う飲み会で、何でも話せる友だち作りの場になればいいなと思っている。心のモヤモヤを吐露する「ぶっちゃけ」自己開示が出来る場を提供したいからだ。

ソファー
ベランダ
プール
相模湾
ネットで検索すると最近はスピリチュアル・カウンセラーという名称がやたら出てくる。霊感占い師を養成する学校まで増えているという。それを否定はしないけれど、パッと見ただけでその人の全人格を判断できるスペシャリストなんて本当にいるのだろうか。いるとするなら、生年月日や家族構成を聞いて情報を集めたり、質問に対するボディーランゲージ(表情や動作)で反応を読み取ったりする必要はないはずだ。それはカウンリングの領域である。

家族の問題、仕事の問題、恋愛の問題もろもろ。自己否定感で落ちこんだ事はたびたび。私たちは転んでは立ち直ってきた長い人生経験を持つプロの心理カウンセラーとして、フロイト、ユング、エリクソンから始まった心理学の基礎を踏まえた上で、精神分析ではない来談者中心療法をメインに行っていく。カウンセリングの神様と呼ばれたカール・ロジャースが提唱した積極的傾聴は、相手を肯定もせず否定もせずそのまま受容し共感することにより、「他人が知っている自分&自分が知っている自分」のオープンスペースを広げていく。「私たち、大丈夫だね」と笑顔で共感する信頼関係を築くことは自己肯定感への近道だ。

物書きの自己開示として始めたこのブログも6年半が経った。走って逃げたいほど恥ずかしいことを書き連ため、読めば反感を持たれる記事だってあるだろうが、素のままの私を隠さずに出してきた。時々返してもらうコメントに「読者からカウンセリングして貰ったなあ」と嬉しくなって、心のオープンスペースが少しずつ広がっていく。誰かの役に立てる自分が育つ。

一緒に心の掃除をしてI’m OK!You’re OK!カウンセリングルームがみんなの第2の人生のスタート地点になればいいなあと願っている。

5月の緑

コメント

  1. 村石太ダー&パピル2世 より:

    心 カウンセラー で 検索中です。
    幻聴 と テレパシー は あるかなぁ
    健康研究会(名前検討中 精神

  2. 的は逗子の素浪人 より:

    いいですね、雑談カウンセリング(飲み会???)
    あ~~~、ぶっちゃたい っす。

    与六殿、おいしかった?

  3. yuris22 より:

    村石太ダー&パピル2世様

    幻聴やテレパシーが本人の悩みとなっているかどうかですね。もし心身症もしくは神経症として心身に悪影響をもたらしているなら、それをもたらす心理的根本要因を探り、どのような療法でアプローチすれば良いかを考えるのが心理カウンセリングです。

  4. yuris22 より:

    的は逗子の素浪人様

    雑談カウンセリングは私たちカウンセラーを含め、10人ぐらいでと考えています。実際に話してみて、誰に担当して貰いたいかを決めるのに良い機会じゃないでしょうか。

  5. 羊草 より:

    いつも拝見しております。

    友達作りのようなカウンセリング、素敵ですね。
    損得なしに何もかも打ち明けられる友達がいたら、救われる人がたくさんいるのではないかと思います。

    私の働く会社は一般的な普通の職場だと思いますが、それでも心を病む人が増えてきています。
    ある方が、こんなことを言っていました。
    辛いことがあっても、全て自分の心の中の箪笥の引き出しにしまってきた。でもその箪笥が壊れてしまったのです。と。
    非常に生真面目で責任感が強く、会社に義理立てして、恨みつらみも言わず頑張ってしまう人でした。
    その箪笥の代わりになれる人がいたなら、と思わずにはいられませんでした。

    とりとめもないコメントですみません。
    箪笥のようにストレスをしまって溜めるのではなく、一緒に消化できるようなそんな場になるといいですね。
    関東に住んでいたらお伺いしたいところです!

  6. yuris22 より:

    羊草様

    ためになるコメントをありがとうございました。
    その場でストレスが消化しきれない場合は、私たちがお預かりしようと思います。壊れることがなく幾らでも入り、整理整頓のできる箪笥です。
    羊草さんも機会があったら、遊びにいらしてくださいね。ハグしてお迎えします。

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