首相指名選挙で「鳩山由紀夫くん」の名前が呼ばれてから、胸に熱いものがこみ上げている。民主党を応援してきたわけでもないのに何故だろう。まるで戦争が終わったかのような気分だ。
50年続いた自民党の一党支配がピリオドを打ち、2009年9月16日、民主・鳩山首相が誕生した時刻。抜けるような青空にとても不思議な雲が現れた。長い髪をたなびくような横顔が、東に向って飛んでいく。それには邪悪なイメージは全く感じられず、抑圧から解き放たれて自由になった姿だ。
今日から歴史が変わるのだと、新政権に夢を託す私たちの心だろうか。オーストラリアのラッド首相から「明治維新以来の新たな改革で非常に期待する」と言われた大転換である。
こうしてブログを書いている間に、新しい雲が続いて現れた。先ほどの横顔に続く手足のようで、「進め!」の矢印にも見える。塗り換わったばかりのキャンパス。どうか黒い雲が湧いてこないように、新内閣の描く明日に期待したい。
コメント
鳩山首相なんとも言えないいい顔してる気がしますね。
T・O様
「未知との遭遇内閣」とは言い得て妙です。途中ハラハラドキドキはあるでしょうが、ハッピーエンドを期待したいですね。