元気が足りないときには、有り余ってる人からパワーを貰おう。
4月23日の記事『大金持ちも並ぶ店』でディナーを奢ってもらったY氏に、今日は葉山マリーナの中華料理店『青羅』でランチを奢って頂いた。
テーブルからの景色は戻って来た夏。キラキラ光る海をヨットが並びながら走っていく。
ビールで乾杯後、「さて、どうしたの?お嬢さま」。
ここ最近の悩みを一通り打ち明けると、真っ先に言われたのは「それは君が悪いんだよ」。
ネガティブな相手から被害を受けても、相手を恨んではいけない。そういう人を引き寄せた自分がいちばん悪いんだという意見である。
そこで悪循環を抜け出そうとジタバタ動くのは、もっと悪い運を招くという。
「北風が吹いているのを、南風に変えることが出来るかい?
川の流れが下っていくのを、上らせることが出来るかい?
自然のままにしてるのが一番なんだよ。
流れに乗って、右へ左へと揺られながら下っていけば、必ずチャンスはやってくる。
1ヵ月後か2年後かはわからないけど、その時を待ってればいいんだよ。」
話をわかりやすくするため、恋愛談義へ。
星の数ほどガールフレンドがいるという彼は、若い頃、川の流れに逆らう恋愛をした経験を語ってくれた。
大して惚れちゃいないけど、尽くしに尽くしてくれるので、情にほだされ同棲した相手。
やがて彼は隠れて浮気をするようになり、彼女の嫉妬はメラメラと燃え上がった。
彼の将来を踏み潰すことを生き甲斐にする人間に成り下がってしまったそうだ。
「人間の性格は、どうやったって直らないんだ。それは自然に逆らうことなんだよ。自分に合わない相手と、無理して付き合ってはいけない。」
それでも恋は楽しいもので、人間を最も成長させるのは「恋愛」だという。
何故なら失敗の積み重ねだから・・。
別れた相手は憎まず恨まず、常に自己反省。それで魅力ある人間になれるのなら大感謝だ。
今日もいろいろ教わった。家に戻って鏡を見ると、すっきりさっぱりとした顔。
心のオイル交換をして貰ったようなランチタイムだった。
コメント
女性は足元を見すぎて行く先見据えず人生がぶれてしまう。
男性は足元を見ないで先ばかり見て転んでしまう。
maru様
とても深い言葉ですね。
それだからこそ補い合いつつ寄り添うのが男女なのでしょうか。
上手くできているのだと思います。
むろん個性もありますから、
女性でも足元見ないとか男性でも足元ばかり見るとかあるでしょう。
この説の元は。
女性は生み育てるので目の前の子供を第一に考える。
その積み重ねからまず足元を考えてしまう。
男性は妻子の食料を確保することを考える。
冬を越せるか乾期を越せるか先のことを考える。
それぞれの役割があっての事だそうです。
社会が変わっていますから、
傾向は似通ってくるのかもしれません。