昨夜はリビエラ逗子マリーナで行われたFriday Night Liveというパーティーに参加した。プール越しに相模湾を望むバンケットルームで飲み放題・食べ放題。ハワイ育ちのChiyo Tiaというサーフミュージックシンガーのライブ。主催は逗子マリーナの住人たちだそうで、ゆったりと丸テーブルに着席して4,500円はリーズナブルだった。
このパーティーは友人からの誘いで知ったのだが、いつも男友達とばかり騒いでいる私にとっては珍しい、ちょっと顔見知りな女4人での参加。ウェルカムドリンクを飲みながら、改めて自己紹介をしあった。驚いたことに2人はご主人と死別、2人は離婚経験者。「今が気楽で幸せ!」と笑い飛ばすシングルウーマンである。
職業はバラバラ、性格もバラバラ、服装も個性派揃いで、全身白づくめの宝塚風、真っ赤なロングドレスの女優風、花柄でフワフワの妖精風、シンガポール航空のCA風と、大いに人目をひく美女たち(私も入れてしまった・・^^;)だ。
お皿に取って来た料理をつつきあい、赤ワインが進むほどに、身の上話も進んでいく。
「私ね、週末だけ来ていた彼と1月に別れたの。それ以降テレビの前で飲んだり食べたりで、5キロ肥っちゃた」と漏らす女優風彼女。「私は亭主が4月に亡くなって、荷物をぜーんぶ放っぽらかして引っ越してきたの。身軽になった代わりに5キロ肥ったわ」と言ってのける妖精風彼女。みんなでダイエットしなくちゃねと目配せしながら、会費の元を取ろうと飲み食いに励む。
いつしか話は老後の計画へ。今の住まいと1人暮らしを持て余したら、女同士で暮らすのもいいよねと頷きあった。「私は料理が得意よ」「掃除だったらまかしといて」「お裁縫には自信があるわ」と未来計画が盛り上がる。
そういえば先日、NHKのクローズアップ現代が「ひとりの老後 安心の住まいは?」というテーマで、高齢化した女性たちが共同生活するバリアフリー住宅を紹介していた。日本人の平均寿命からして、夫の死後に1人暮らしになる妻たちは多く、かといって高齢者施設に入居するほどの資産はない。それなら同じ境遇同士で助け合おうと、NPO法人が個室と共有リビングのある住宅を運営支援しているという。
お年寄りと女子大生たちが暮らす共同住宅もあるそうで、文殊の知恵と若いエネルギーとが交流しあう、理想的な住まいに思えた。
パーティーが終わり、潮風に吹かれた帰り道。住民以外立ち入り禁止の近道を抜けながら、ティーンエイジに戻った4人のはしゃぐ声がこだまする。信号で名残惜しげに手を振り合って、「またね!」が温かな勇気となった夜だった。
コメント
こんにちは
素敵な飲み会だったようで羨ましいです(^^)
私も女の老後を明るく計画しなくては!
今日は連休とゆう事で、温泉一泊旅行にこれから出掛けます。
学生時代からの女友達と二人、ちょっと贅沢してきます♪
大熊ねこ様
女友達と温泉一泊旅行ですか。いいなあ。私は猫が心配で(過保護?)、旅行は当分お預けです。
最近思うんですが、旅行は女同士の方が楽しいですよね。余計な気遣いは要らないし、出会いの幅も広がります。お湯にストレスを捨てて、お肌ピカピカになってきて下さいね。
NHKの番組は見ました。女子大生たちと暮らすおばちゃんたちが生き生きしてましたね。
男の老後はどうしようかな?
ところで、CA風に一票。
的は逗子の素浪人様
男性の老後は、年老いたオカマさんたちと暮らすのはいかがでしょう。よく気が付き、家事全般がお得意なことと思います。
CA風が私だってよく分かりましたね^^; 久々にスリットから生足で歩き、フィットネスの必要をひしひしと感じました。
熱帯夜な夜を涼しげにさせてくれそうなLIVEパーティですね。
俺好きなんですよ♪
サーフロックとかサーフミュージックとか
4500円でLIVEを楽しんで
飲み放題、食べ放題はほんとお得ですね!
かっこいいなー、厨子方面の企画は
個性がある大人な女性たち 興味あるなー
SQのCA風は、このパーティにお似合いですね^^
魔たろう様
逗子で自由業に就いている人たちの口癖は、「秋になったら働くぞ!」。
それほど夏のイベントが目白押しなんです。花火大会、ライブ、ビーチマーケット・・、何もない日は誰かの家でBBQをして騒ぎます。かかる費用は東京の半額程度なので、回数が増えるわけです。
楽しみにしてる次のライブは、葉山マリーナでのSUMMER EXPRESS 2009。クレイジーケンバンドで踊るぞー!と顔なじみが集合します。