NTTレンタル機器の不可解

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毎月のインターネット料金をチェックしながら、ボラれていると思う項目が2つある。Bフレッツを提供するNTTが搾取している機器利用料だ。機器が過去の遺物ほど古くなっても取り替えてくれることはなく、毎月レンタル料を支払う仕組みになっている。

私が契約しているプロバイダのniftyが代行している月々の内訳は、@nifty光 with フレッツコース東日本 機器レンタル料が1,280円。VDSL装置レンタル料(100Mbps)が350円。VDSL装置は非売品なのでレンタル料を取られても仕方がないが、ルータは自分で購入した物を使用しても問題はない。日ごと性能が優れたルータが登場するのに、わざわざNTTのお仕着せを使い続ける必要はないのだ。

WEB業界にいながら紺屋の白袴。実はこの仕組みを知らなかった。プロバイダ料金の比較をしているうちに、どうしてniftyは高いのかと請求の内訳を見て驚いた。どんなにプロバイダ各社が競おうと接続料には大差がなく、親方日の丸で乗っかっているNTTのレンタル機器料金が高いのである。サイトをチェックしても減価償却については触れていない。

よって最新のルータを購入して自分で設定。要らなくなった時代遅れのX400Vを返却しようと、116に電話した。マニュアル通りに返答するオペレーターの意外な一言は、「無線LANカード3枚の返却もお願いします」。我が家の無線LANは自分で購入したカードで構築しているのに、なんでなんで?

記憶を辿ったところ、2年前まで私は恵比寿と逗子に住まいを持っていた。それを統合するに辺り、東京NTTのオペレーターに全てお任せし、要らない機器を返却した。しかしNTTに東京や神奈川の地方別管轄があるとは知らず、全て一箇所に返せばいいと思っていたのだ。無線LANカードも含めた一切合財をNTT東京に送った結果、受け付けた回収センターでは数量が多くたって我知らず。以後もNTT神奈川では、無線LANカードが現役としてレンタル料を請求し続けていた。

東京の116に抗議すれば、丁寧なオペレーターが申し訳なげに相手をしてくれた。言ってる内容から、東京と神奈川では情報の共有が出来ていないことを再認識。それでも「これ以上お手を煩わせるのは申しわけないので、神奈川の担当者にはこちらから連絡します」の頼もしい返答をくれた。

その数時間後に神奈川から電話。「すみません、食事に行っていてお電話を受けられませんでした。ご依頼の件はNTT東京に連絡して、明日にでも結果をご連絡します」。えっ、受けられなかった電話は私じゃなくてNTT東京からでしょ?と言いかけて、もう面倒くさくなった。案の上、結果の連絡など来ない。

そして後日、「NTT東日本レンタル機器ご返却のお願い」として精密機器用封筒が同封された返却キットが届いた。商品名にはWeb Caster X400Vと無線LANカード3枚としっかり記されている。
あの電話のやり取りは時間の無駄だったのかな。今の私は無線LANカードをネコババしようとする容疑者なのかな。しかし歯向かえない天下のNTT。「これから何年もレンタル料を取られるのなら、無線LANカードぐらい買い取る!」と言いたくなる怒りを抑え続けている。

コメント

  1. まま より:

    私だったらまた電話して抗議します!
    疲れるけど…。

  2. yuris22 より:

    まま様

    そうですよね・・。とりあえず返却キットでルータだけ送りました。何か言われたら、きちんと抗議しようと思っています。また一から説明することになるんでしょうけどね^^;

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