備蓄に埋もれた防災対策

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昨日の夜空には、地震の前兆かと思う赤い月。ただし真っ赤ではなく濃いオレンジ程度だったので、今後の変化が気になるところだ。ざわついた気持ちを抱えたままベッドに入ると、明け方からカラスが騒いで眠りを妨害。アーアー、カッカッカッカッ、ギャーギャー、グワーグワーと広範囲に及ぶコミュニケーションである。鳥を見たさに「カーテンを開けてニャ」とお願いにくる与六にも起こされた。

地震予知に関してはデマに振り回されないため、体感や占いといった噂的な掲示板は全てパス。常にチェックしているのは科学的根拠のあるサイトと、気象や植物のデータ分析に実績のある地震予想だけである。

大地震が来るのはイヤだし怖い。しかし地震予測の技術が日々進歩していくおかげで、防災の構えは充分に出来ている。家具には転倒防止対策を施し、食器棚には扉の開放防止器具を取り付けた。廊下に置いた非常持ち出し袋は人間用と猫用の2つ。ベッドサイドには携帯電話充電器付きの懐中電灯とラジオ、避難用安全スリッパ、防災頭巾、マスク。他にも断水時用の簡単トイレ、光触媒で飲料水が3年間保存できるタンク、缶詰や即席ライスといった非常用食料など、1ヵ月はサバイバルできそうな体制だ。

友人たちから「リスみたいな性格だね」と笑われる私。どこの戸棚にも、無いものは無いっ。トイレットペーパーもティッシュも電池も備蓄しすぎて収まりきらず、空き部屋はついにノアの箱舟状態になってしまった。

地震の起きやすい大潮は28日。低気圧が去り高気圧が日本を覆ってきたら警戒しなくては・・。しかし「災害は忘れた頃にやって来る」という有名な警句からすれば、神経質に見張り続けている私みたいな人間に対しては、災害も除けて通るかもしれない。

与六は無防備にお腹を出して昼寝中。屋根にとまってこちらを見ているカラスの鳴き声が「アホー、アホー」に聞こえてきた。

コメント

  1. 湘南ミヤウチ より:

    地震対策は内も万全でっせ!
    ってか、元々トレジャー探しで常に避難所生活状態だから、いつ何時どうなっても全く心配無し。
    どちらかと言えば早く来て欲しいっす!
    一度来れば当分来ないから、安心して不動産投資出来るしね。

  2. yuris22 より:

    湘南ミヤウチ様

    首都圏にはずっと大きな地震が来てないですよね。どれだけのパワーが蓄積されてるのかと思うと恐ろしくなります。私は怖がりなので、中規模なのが定期的に来て、パワーが拡散されることを望んでます。

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