利き手の矯正と事業仕分け

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私は左手で箸を持つ。目ざとい人から「左利きなんですね」と指摘されるが、返答に困ったのち、長々と説明を始める。

箸を持つのは左。
字を書くのは右。
自動改札は左。
包丁を持つとき、カットするのは左で、皮をむくのは右。
ハサミを持つのは右で、缶切りは左。
絵を描くのは両方で、色を塗るのは右。
定規を押さえるのは右で、線を引くのは左。フリーハンドで線を引くのは右。
裁縫は左で、編み物は右。
ボールを投げるのは気分によって右左。

ここまで語ると「面倒くさいですね」と呆れる人と「器用ですね」と感心する人と二手に分かれる。左利きでも右利きでも両利きでもない細かい自己ルールがあるのは、矯正の弊害。愛媛県に住んでいた3歳の頃、鉛筆を持つ手を右に直されたものの、その他の矯正は中途半端な振り付けをされたのが原因だ。

これって何かに似ていないか。そう、行政刷新会議の事業仕分けだ。仕分け人たちの行う矯正(強制)は、右か左かの基準が曖昧で、将来大人になったときの日本を見据えていない。

このブログを書いている最中も、市ヶ谷の体育館から後半戦が生中継。民主党のマニフェストに縛られすぎて、国益に向ける予算を削ろうとする仕分け人たちへの批判が寄せられている。資源がない日本が潤うには世界ナンバーワンの技術やシステムが必要であるのに、次世代スーパーコンピューター事業を『2番でもいい』と発言したり、関西空港の国際ハブ空港化への予算を凍結したり、まるで鎖国への逆戻りだ。

私が箸を持つ手は、左手に戻ることを許された。麺類がつかめずにボチャンと落としては、衣類を汚したからである。そうしている間に箸の持ち方が下手になり、茶懐石など礼儀作法を重んじる場は大の苦手になった。日本食ブームに乗った外国人の方がよほど上手に箸を持っている。

矯正には根気と理由付けが必要だ。官僚の味方をするわけじゃないけれど、たった1時間の議論で行う付け焼刃な事業仕分けは、取り返しのつかない結果を生むような気がしてならない。

コメント

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