イタリアワインの試飲会&猫に小判

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忘年会続きで二日酔いの頭を抱えながら、昨日は電車で代官山へ。ソムリエの友人に連れられて、イタリアワインの試飲会VINITALY JAPAN 2010へ行った。VINITALYとは、毎年ヴェローナで開催される世界最大級のワイン見本市で、アメリカ、ロシア等への世界ツアーの一端として、日本へもやって来る。

日本最大のイタリアンフードマーケットEATALY内に造られた会場には、飲食関係者たちがオープン時刻の2時から詰めかけている。受付でワイングラスと、首から下げる布製のポシェット(グラスを入れる袋)を貰い、まずはスパークリングワインから試飲。香りを嗅ぎ、口に含んで味わったら、紙コップにペッと吐き出すのが試飲のコツなのだが、喉が渇いていたこともあり、ついグビグビッと飲んでしまった。辛口の、ほぼシャンパンに近い味わいに大満足。次は白ワイン、赤ワイン・・、イタリア語で質問する友人に引っ付いて、おまけの私はワイングラスを差し出すのみで、30以上ものワイナリー巡りを堪能した。

VINITALY JAPAN 2010 イタリアワイン試飲会1 イタリアワイン試飲会2

しかし「これは干し葡萄の味がする、とても高級なワインなんだよ」と言われても、猫に小判な私。いつまでたっても葡萄の種類やワイナリーの名が、頭の中で結びつかないド素人である。好みとしては辛口の赤で、若干渋みがあって、香りがいいもの。たぶん980円のワインも1万円のワインも飲み分けられないんだろうなと思いながら、熱気と酔いに顔が赤くなるだけであった。

合流した仲間たちと夜は横浜で宴会、逗子で二次会。持ち帰った試飲グッズをテーブルに放ったままベッドへ直行すると、朝になって与六のいいオモチャになっている。ポシェットの紐をガジガジ噛んで首に巻きつけ、トトロのような後姿。これぞ本物の猫に小判である。

試飲会のセット グラス袋1 グラス袋と与六

「今夜は家に居てくれるんでしょうね」
飲み会続きで留守番ばかりさせている与六の背中が、ご機嫌斜めの新妻のように見えた。

コメント

  1. 的は逗子の素浪人 より:

    はははっはっは・・・! 与六殿 お疲れ様です。
    昨日は、久々においしいてんぷらを食べきましたよ。

  2. yuris22 より:

    的は逗子の素浪人様

    天ぷらは口では食べたいんですが、胃が付いて行かないんです。コースを食べると胸焼けして、かき揚げまで行き着けません。子どものころ、おばあちゃんが揚げてくれたサツマイモの天ぷらだけは例外で、幾つでも食べられましたけれどね。

  3. こまちゃん より:

    能書きは置いておいて、美味しいものは美味しいw
    ワラの臭いとか、濡れた犬の臭いとか表現がウザイw

    楽しむのが一番ですよねぇ(^^)

  4. yuris22 より:

    こまちゃん

    ウイスキーの話に逸れちゃいますが、シングルモルトって、私にはイソジン(うがい薬)の匂いにしか感じられないんです。人によってはシガーの香りとか言うけれど、煙草は嫌いだし・・。
    嗜好品に対して付けられる価格の差って、ほんと不思議です。

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