行きはよいよい帰りはこわいの関所

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仕事を片付け、いつも夕方から始めるウォーキングはますます日暮れが早くなってきた。海を回ってサンセットの写真を撮りながら歩いていると、あっという間に夜が来る。

飯島公園
材木座
真っ暗になると困るのはコース選び。人通りが少ない冬の夜道は防犯面だけでなく、別の意味でも怖いのだ。特に鎌倉から逗子市小坪への帰り道はどのコースにも関所がある。

・鎌倉市大町の辻薬師堂そばの踏切
先日気付いたのだが、轢死者慰霊の真新しい卒塔婆が立っている。自殺者が出たのだろう。

・神奈川県道311号鎌倉葉山線にある小坪隧道
都市伝説で騒がれた有名なお化けトンネル。上に火葬場があり、浅田次郎の短篇によると車の脇をおばあさんの生首が飛ぶという。

・材木座と小坪にまたがる小坪隧道
車一台分しか幅のない湿った古いトンネルで、中に歩道も灯りもない。入り口に建っているのは隧道工事殉職者慰霊碑。

・材木座と逗子マリーナにまたがる小坪海岸隧道
11月17日の日記に書いたように、人を見ると顔を隠して逃げるトンネル男が出没する。

やっぱり鎌倉方面はあきらめて、灯りの待っている逗子駅方面にしようかな。それはそれで友人の店で飲んだくれて帰ってくる可能性が高く、ダイエットが遠ざかる。「行きはよいよい帰りはこわい」の関所対策に悩んでしまうウォーキングである。

コメント

  1. 的は逗子の素浪人 より:

    お悩みにお答えします。
    ウォーキングを朝にしましょう。多少寒いかもしれませんが、季節の変化を一番最初に感じられると思いますよ。

  2. yuris22 より:

    的は逗子の素浪人様

    う~ん。実をいうと朝食抜き&お昼も低カロリーの食生活を送っているので、早朝トレーニングをするとお腹がすいて、朝からガッツリ食べちゃいそうな気がするのです。
    そうなると夜はお酒とおつまみを止めなきゃいけないし、人生の楽しみがなくなるような・・。早く夏至が来てくれることを祈ろうと思います。

  3. marie より:

    昔から各地でお化け伝説はあるものですよね。
    霊感というものは私にはありませんが、ある人っているんですよね・・・。
    ただ、独身の頃にあるダムに夜中に行ったら「キーン」と耳鳴りがしたのを覚えてます。

  4. yuris22 より:

    marie様

    ええっ、夜中にダムへ!?勇気がありますね。
    沈んでいるものが怖いです。

  5. kurumi より:

    昔テレビで見たことがあります。お笑い芸人が二人で小坪トンネルで怖いことを体験しようとして、夜中に車で何度も行き来してみたらパトカーが来てしまったそうです。近所の人に通報されちゃったみたいで、何度も行っては戻るのを不審に思われと思っていたら、そうではなかった。車の上に女性が立ったまま走っているから通報されたと知り、ゾゾ~(>_<)!っていう話が忘れられません。

  6. yuris22 より:

    kurumi様

    都市伝説はバリエーション豊かですね!
    私が聞いたのは、ある芸能人が車で走っているとフロントグラスに掌がベタッと張り付いて、同乗者が発狂したという話でした。
    そして小坪トンネルの近くに一時期、お友達だったオカマが住んでいたのですが、夜中に酔っぱらってふらふらと歩く姿はきっと妖怪に間違えられたに違いありません。

  7. kurumi より:

    あ、その手形って、中側からのものだったんですよね、そのタレントが喋ったテレビ、私も見た記憶があります(笑)。怖い話って昔のことでも何故かよく覚えている…それと、私も割りと近場に住んでいるからでしょう。

  8. yuris22 より:

    kurumi様

    ご近所にお住みなんですね。
    きっと鎌倉の心霊スポットにも詳しいのでは?
    私は訳があって「やぐら」にだけは絶対近づけません。

  9. kurumi より:

    やぐらですか…気になる。私は鎌倉でも江の島寄りなのですが、鎌倉は古いだけあって友人知人の実話があります。私も真夜中に寝ようとしたら、窓の外で馬の蹄の音を聞いたことがありますが、ああ、そうかって感じでした。ロンドンみたいなものだなと…。

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