小春日和のミニ運動場

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晩秋から冬にかけての凛とした空気が好きだ。朝はパジャマにフリースの上着を羽織って、2階のベランダで空を眺める。太陽に手が届くほど身体を思いきり伸ばして深呼吸。ちょっとした体操をして僅か10分ほどの日課であるが、日光と新鮮な空気が細胞の隅々まで行き渡る感覚は実に心地良い。

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56歳にして血管年齢26歳という南雲吉則さんの著書『実年齢より20歳若返る!生活術』にならって、夜型人間から脱却すべく頑張っている早起き習慣。人間の体内時計は日光を浴びることによって「スタートボタン」が押され、脳からは幸せを感じる「セロトニン」が分泌されるという。

猫にもセロトニンが分泌されるかは分からないが、ベランダの窓を開けたとたん必ず走り寄ってくる鈴の音。私よりも先に飛び出して走り回ったり転がったり、与六にとってお気に入りの運動場となっている。

実はこのスぺース作りのために大きな決断をした。錆びが出始めたガーデンテーブルと椅子4脚を不用品回収業者に依頼して全て廃棄したのである。2万円ほどの出費に加えて、友人たちを呼ぶためのくつろぎスペースが無くなったわけだが、代わりに手に入れたもの「何もない空間」の利用価値は大きい。

ガーデンテーブル
贅沢とは高価なものを買い揃えることじゃなく、お金を払ってでも捨てることだと発見。美味しいものを食べて蓄積したお腹の脂肪が不必要なように、使わないのに取ってある家財道具は家のコレステロールなのである。

小春日和のミニ運動場を何よりも楽しみにしている与六を見ながら、「Good job!だったね」と自分の心にOKサインをした。

与六

コメント

  1. 的は逗子の素浪人 より:

    与六殿
    今朝はさむうぅございましたが運動されましたか。
    日々冷えていくので、ご自愛くださいね。

    おこたはあるのかなぁ?

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